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仙台でつくられる宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」プロモーション動画について

こちらは「TohokuKogei Showroom」が制作した、仙台でつくられる伝統工芸品「玉虫塗」の漆器のプロモーション動画「宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」」です。

2分ほどの動画ですので、「玉虫塗」の歴史と、作り方を手軽に確認したいという方におすすめです。

こちらの記事では、日本の東北地方・宮城県仙台市で作られる伝統工芸品「玉虫塗」の歴史と、魅力について動画に沿って詳しく説明します。
「玉虫塗」の商品は時代にあう、海外の方に喜ばれるようなデザインのものが揃っているのが特徴です。

2020年のオリンピックオフィシャル商品としても、「玉虫塗」の小物入れが紹介されています。
随所で手仕事による匠の技が見られる、日本が誇る伝統文化の美術品ともいえる「玉虫塗」の美しさをこの動画で堪能してください。

日本の伝統工芸品・玉虫塗とは?歴史を紹介

製作所の画像
画像引用 :YouTube screenshot

日本の東北地方・宮城県仙台市でつくられる「玉虫塗」は、その名の通り「タマムシ」の羽根のように、光の加減で色合いが変化する美しい光沢が特徴の漆芸です。
動画の0:11からご覧になれる、蒔絵によって描かれた鳳凰はまさに芸術品の域です。

「玉虫塗」の起源は昭和7年(1932年)に仙台の国立工芸指導所で、「輸出用」に開発されたことに始まります。
この動画で紹介されている宮城県仙台市の「東北工芸製作所」は、昭和14年(1939年)に特許実施権を得て制作を続けています。
その後、昭和60年(1985年)には、宮城県の「伝統的工芸品」にも指定されました。

現代的なデザインの商品も多く、タンブラーやワイングラスなど、訪日観光客の日本のお土産としても人気のほか、宮城県仙台の特産品として、日本人の生活にもなじんできました。

日本の伝統工芸品「玉虫塗」の伝統的な作り方

玉虫塗の画像
画像引用 :YouTube screenshot

仙台でつくられる「玉虫塗」は、ほかの漆器同様に丁寧な下地づくりから始まります。
その後、何度も漆を塗っては研磨する作業を繰り返して、より滑らかな表面をつくります。

そして、伝統工芸「玉虫塗」ならではの工程は、「銀粉」を蒔き、赤や緑の鮮やかな染料「玉虫漆」を塗ります。
これによって、光の当たり具合によって微妙に色が変化して、独特な光沢を放つ伝統工芸品「玉虫塗」の漆器ができあがります。
動画では1:07から、職人が工房で銀粉をかけ磨きあげる様子、ワインレッドの漆が吹きかけられる制作過程が紹介されていますのでぜひご覧ください。

日本の伝統工芸品「玉虫塗」の価格や商品

玉虫塗の画像
画像引用 :YouTube screenshot

商品はお盆や花瓶、茶碗、オルゴールのほか、小ぶりでお土産にも喜ばれる手鏡やしおり、箸、ボールペン、万年筆など様々な種類が揃います。
完成した商品は1:57よりご覧になれます。
サイズの大きな金胎花瓶は8万円からですが、手鏡は1200円、箸は800円とちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

2019年には、人気ゲームポケモンのキャラクター「ラプラス」とコラボグッズも販売されました。

こちらの動画で紹介されている「東北工芸製作所」は、宮城県仙台市青葉区にショールームがあり、定番の商品からガラス製品を加工した新商品まで直営販売されています。
同じく宮城県仙台市青葉区には「こけしのしまぬき本店」があり、玉虫塗を扱っています。
また、これらの商品は楽天やamazon(アマゾン)などのインターネット通販でも購入できます。

日本の伝統工芸品「玉虫塗」の魅力まとめ

こちらの動画では、仙台の自然とともにある製作所の風景や、漆芸の生産工程や技法が見られます。
タマムシの羽根のように美しく輝く日本伝統工芸の漆器の世界にご興味のある方は、ぜひ「玉虫塗」の魅力を動画でご確認ください。

【公式ホームページ】東北工芸製作所 「玉虫塗総本舗」
http://www.t-kogei.co.jp/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月18日
日本
ひろ(HIRO)
お出かけ先で、おいしいものを食べるのが好きなライターです
「玉虫塗」の美しい輝きはきっとあなたも虜になる!オリンピックのオフィシャル商品にもなった宮城県仙台市で生まれた漆器は海外からの観光客の気軽なお土産としても大人気!
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