日本文化伝統工芸品・駿河竹千筋細工とは
こちらは、伝統工芸品を取り扱う青山スクエアによって作られた、駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)のプロモーション動画です。
駿河竹千筋細工は、竹ひごを1本ずつ組み上げる匠の技で花器や虫かご、手提げなどに仕上げていく伝統工芸です。
近年ではバッグや風鈴といったモダンなアイテムも多く作られ、人気を集めています。
今回は、文化的価値の高い日本伝統工芸品、駿河竹千筋細工について動画とともに詳しくご紹介いたします。
伝統工芸品「駿河竹千筋細工」の歴史
静岡県の駿河地域には昔から良質な竹が生えていたことから、竹細工製品が生活用品として広く使われてきました。
その起源はとても古く、この地域にある弥生時代の登呂遺跡からも竹製品のザルやカゴが出土しているのだそうです。
江戸時代になると、竹工は武士の内職として定着しました。将軍職を退いた徳川家康が駿府城に住んだこともあり、駿河地区には竹細工職人による地域文化が築かれました。
駿河竹千筋細工は1976年に通産省指定伝統工芸品の指定を受けています。
伝統工芸品「駿河竹千筋細工」の作り方は?
伝統工芸の駿河竹千筋細工の工程は大きく分けて「ひご作り」「輪作り」「編み」「組み立て」の4つです。
原料には真竹か孟宗竹(もうそうちく)を使い、これを削り分けて「ひご」を作っていきます。他地域の竹細工では平ひごを使いますが、駿河竹千筋細工は丸く削り出した丸ひごを使います。
材料になるひごを、独特の曲げの手技を使って輪のように曲げ、つないで編み上げる技法で作ります。
1人の職人が竹の削り出しから仕上げまでを一貫して行なうものが、駿河竹千筋細工の特徴です。
動画でも0:25過ぎより詳しい「駿河竹千筋細工」の制作過程が紹介されていますので、駿河竹千筋細工職人の杉山貴英さんの技をご堪能ください。
駿河竹千筋細工にはどんなものがある?
駿河竹千筋細工ではさまざまな種類の作品を作り上げることができます。
おもてなしに活用できる花器や菓子器、茶托や小物入れのほか、まるで芸術品のような行灯・灯りなどの照明や風鈴・置き風鈴、虫かごなどもあります。
和の雰囲気がステキな手提げバッグも人気です。
これらの商品はamazon(アマゾン)や楽天市場などの通販でも購入することができ、お値段や料金は商品により異なりますが数千円から数万円となっています。
伝統工芸品「駿河竹千筋細工」紹介動画記事まとめ
動画でも紹介されているように、駿河竹千筋細工は職人が1つずつ手仕事で生産する昔ながらの伝統工芸品。
動画を見て素晴らしい日本文化を生活に取り入れたいと感じた方は、ぜひ伝統工芸品である駿河竹千筋細工の製品を購入してみてくださいね。
お土産やプレゼントにも喜ばれると思います。
【公式ホームページ】駿河竹千筋細工みやび行燈
http://miyabiandon.shop-pro.jp/
【公式Hホームページ】駿河竹千筋細工「静岡竹工芸協同組合」
http://www.takesensuji.jp/
【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア
https://kougeihin.jp/
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