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伝統工芸のぐい呑を作る職人

こちらは「Okeya Kondo Official桶屋近藤【公式】」が制作した、京都紫野で伝統工芸の吉野杉ぐい呑を作る職人を紹介する動画「吉野杉ぐい呑が出来るまで 京都紫野 桶屋近藤」です。
こちらの動画で紹介されている、京都紫野にある桶屋近藤は、京桶や京指物といった日本伝統工芸品を作っている工房です。

吉野杉をはじめとした国産の良質な材料を使った伝統工芸品は、まるで美術品のような仕上がり。
職人の匠の技が随所に込められた吉野杉ぐい呑は、いつものお酒をもっと美味しくしてくれることでしょう。
約7分の動画では全編に渡り、職人による吉野杉ぐい呑の制作工程が紹介されています。
華麗な手さばきによる工程方法は目が離せず、ずっと見ていられます。
普段あまり見ることのできない貴重な映像をお楽しみください。

日本に古くから根付く日本酒文化

日本酒の利き酒の画像
写真:日本酒の利き酒

日本では古い時代から純米を原料として作られたおいしい日本酒を飲む伝統文化があります。
さまざまな種類の日本酒の中でも、コクのある味わいが特徴的な無濾過純米原酒は特に人気です。
日本酒は徳利に入れて提供され、ぐい呑やおちょこと呼ばれるコップ型の食器を使って飲むのが一般的です。

樽型に仕上げられた酒器や携帯用酒樽に、お酒を入れることもあります。
日本の伝統工芸職人は長い歴史の中で、その高い技術を生かして日本酒を入れる樽やぐい呑などの美しい工芸品を作り続けてきました。

桶屋近藤が作る伝統工芸品、吉野杉ぐい呑とは

吉野杉ぐい呑の画像
画像引用 :YouTube screenshot

京都の職人の確かな手仕事から作り出された一寸七分縦型の吉野杉ぐい呑は、木目の美しさや手触りの良さが魅力。
桶屋近藤の吉野杉ぐい呑をはじめとした伝統工芸品の材料になる吉野杉は、吉野のお花見で有名な奈良県吉野町周辺で採取されます。

最高級の素材を使って作られた吉野杉ぐい呑は、日本酒をより香り高く、味わい深く変化させてくれます。

伝統工芸の吉野杉ぐい呑の作り方

吉野杉ぐい呑制作工程の画像
画像引用 :YouTube screenshot

京桶を作る工房である桶屋近藤では、ぐい呑も大きな桶と同じように数枚の木片を組み合わせ、タガで締めるという技法で作られています。
まずは原料となる吉野杉の木材を切り出し、特殊な道具を使い適度な大きさにし、カンナで綺麗に整えます。
こちらは動画の0:03からご覧になれます。

続いて、動画の2:27からご覧になれるように、丸い金型に切り出した木材を並べて、木枠を作ります。
形が出来上がると、金型を外して鋸(のこぎり)やカンナで形を整えます。
こちらは動画の3:41からご覧になれます。

動画の4:31からは吉野杉ぐい呑の底の部分の制作に取り掛かります。
底が付くと装飾品が取り付けられ、最終的な仕上げをします。
最終工程の「桶屋 近藤」の焼き印が押されて完成です。
こちらは動画の6:06からご覧になれます。

京指物の工房桶屋近藤では、すべての作品を主人の近藤太一さんが1人で作り上げています。
大量生産をすることはできませんが、1つ1つ手仕事の工程で作られる吉野杉ぐい呑は、愛着を持って長く使い続けられる高品質なアイテムです。

これらの商品は愛知県にある京都アンテナショップの丸竹夷や、楽天、amazon(アマゾン)などのインターネット通販で購入可能です。
コップサイズでもお値段は1万円を超えますが、このクオリティなら納得するのではないでしょうか。

職人の手による高クオリティの伝統工芸品吉野杉ぐい呑み紹介まとめ

動画でご紹介した京都紫野の桶屋近藤は、高級感のある美しい伝統工芸品を作り続ける工房です。
ぜひこちらの動画で職人技・神業・凄技を堪能してください。

日本の職人が伝統の技法で作り上げるハイクオリティな吉野杉ぐい呑を手に入れれば、絶品の日本酒をもっとおいしくいただけることでしょう。

【公式ホームページ】京都の桶屋近藤 - Jimdo
https://oke-kondo.jimdo.com/

この記事を書いた人
最終更新日 : 2021年6月16日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

地図・アクセス(Googleマップ)

国産の材料を使った桶屋近藤「吉野杉ぐい呑」は伝統工芸職人が作る芸術品!お酒好きなら絶対に欲しくなる日本酒を美味しくしてくれる奈良県吉野町の工芸品を紹介!
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