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日本文化の尾張七宝をご紹介!

ここでは、日本文化が誇る伝統工芸品の一つである尾張七宝について『手技TEWAZA「尾張七宝」Owari Cloisonne』の動画を元に、ご紹介させて頂きます。

尾張七宝とは、江戸時代後期に、現代で言う名古屋市に当たる『尾張』で『梶常吉作』が作ったのが起源とされています。
日本が誇る伝統工芸品の一つで、現在にまで伝わってきたものです。
1867年には、パリ万博に初めて日本の七宝焼が紹介されました。

様々な技法によって作られている尾張七宝ですが、特に有線七宝という技法が有名です。
まるで七つの宝を散りばめたかのような美しさと模様とデザインの多様さが魅力で、値段も高級な物から手ごろなものまで幅広く、贈り物として多くの人に愛されてきた伝統工芸品です。
その美しさは今回紹介させて頂いている動画でも感じることが出来ます。
現在では、愛知県あま市七宝町を中心に販売や教室が開かれていますが、後継者不足で職人が減りつつある現状となっています。

尾張七宝の制作工程

伝統工芸品である尾張七宝は、日本の文化として江戸時代から現在まで、制作工程がほぼ変わらずに伝わってきました。
工程としては、【素地作り→下絵付け→銀線付け→釉薬差し→焼成→研磨】となっています。
特に、秘伝の調合と専用の施設によって生産をされている釉薬には並々ならぬ拘りがあります。
焼成によって収縮してしまうので、【釉薬差し→焼成】の工程を繰り返さないといけません。

伝統工芸品「尾張七宝」のまとめ

日本の文化において世界に誇ることが出来る伝統工芸の一つである尾張七宝についてご紹介をさせて頂きました。
ぜひ興味があれば、愛知県あま市にも足を運んで見て、実際に日本の文化と伝統工芸に携わってきた職人の匠の技を体験してみて下さい。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
鈴木 正孝(Masataka Suzuki)
浅草住みの気ままライター。旅行と小説を読むことが趣味
まるで七つの宝が散りばめられているかのような美しさの「尾張七宝」を紹介。愛知県名古屋市が誇る特産品の魅力を世界中にお届け!
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