日本で誕生した着物は思っている以上に奥が深い
こちらは「Victoria and Albert Museum」が公開した動画「Kimono inspired by the ‘street’, Jotaro Saito V&A」です。
日本の伝統文化の一つである着物。
長年受け継がれたノウハウと匠の技術が合わさることで美しい一着が出来上がります。
皆さんはこちらの動画で紹介されている斉藤上太郎氏をご存知でしょうか?
日本だけでなく、海外でも高い評価を受けている着物デザイナーです。
こちらの記事では動画に沿って斉藤上太郎氏を紹介します。
着物をはじめとした日本の伝統文化に興味のある方は一度チェックしてください。
斉藤上太郎にフォーカスを当てた一本
斉藤上太郎氏が着物作りについて語るこちらの動画には英語の字幕があるので、日本語が分からない方にも配慮されています。
京都の80年以上続く老舗の染屋で1961年に生まれた斉藤上太郎氏。
生まれたときから着物に囲まれた環境で育ったのです。
インタビューでは、女性のセクシーさを上手く引き出すためにどのようなことを意識しているかなども語っており、斉藤上太郎氏の美学に触れることもできます。
また、動画の0:46のからはインスピレーションの源はストリートだと語ります。
他にも動画の2:56からは着物の制作工程には刺繍などを分業していることについて触れられており、実際に映像で反物に手描きでデザインをする作業工程をご覧になることもできます。
「着物の図案はどのように決まるのか知りたい」「一着の着物の制作工程が気になる」という方におすすめの動画と言えます。
是非一度チェックしてはいかがでしょうか?
斉藤上太郎氏とは一体どのような人物なのか
斉藤上太郎氏は京都出身の着物デザイナーです。
祖父に染色作家の斉藤才三郎氏、父に現代キモノ作家の斉藤三才氏を持ちます。
27歳の若さで着物作家(キモノ作家)としてデビューし、現代空間にマッチした着物を次々生み出しています。
祖父の斉藤三才氏から教わった手書きの友禅のノウハウを基に着物を作っているとのこと。
その他にも織り物のノウハウを着物作りに生かしているのが特徴に挙げられます。
斉藤上太郎氏はグランドプリンスホテル新高輪やザ・リッツ・カールトン京都などの建物、インテリアのデザインにも携わっていることでも有名です。
また、銀座でJOTARO SAITOというカフェを経営しており、日本に訪れた際は一度訪れて、斉藤上太郎氏の携わったグッズを購入してはいかがでしょうか?
その他にもレディーガガ氏のコーディネートや東京コレクションに着物を展示するなど、世界中を舞台に活躍しています。
着物をはじめとした日本の伝統文化に触れてみましょう
斉藤上太郎氏は世界から認められた着物デザイナーです。
着物、振袖や浴衣、小物など、日本の伝統的な和装ファッションに触れたい方は斉藤上太郎氏の作り出す作品の数々を一度チェックしてみると良いかもしれません。
【公式ホームページ】JOTARO SAITO | 斉藤上太郎
https://www.jotaro.net/
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