この記事もチェック

この記事もチェック

日本の伝統工芸「房州うちわ」プロモーション動画について

こちらの動画は「IKIDANE NIPPON」が公開した「Boshu Uchiwa: the making of a hand fan」で千葉県房総半島の館山市・南房総市を中心に伝わる房州うちわを紹介しています。

こちらの動画をご覧になれば日本のうちわ文化と、房州うちわが一つ一つ手作業で作られていることを知ることができます。
うちわは日本に古くから伝わる伝統工芸品であり、気軽に持ってかれるお土産です。

こちらの記事では日本が誇る伝統工芸「うちわ」文化の魅力を動画に沿って解説します!

日本の文化うちわと房州うちわの歴史

うちわの起源は古く中国やエジプトの絵にも書かれ、2000年ほど前の弥生時代に日本へ伝わりました。
また、房州うちわの歴史は元々、江戸で作られていた江戸うちわが戦争により被災し、千葉の房総半島へ移ったのが始まりだとされています。

日本の伝統文化「房州うちわ」と日本のうちわ文化

房州うちわとは京うちわ、丸亀うちわと並び日本三大うちわとして多くの人に愛されています。
房州うちわの特徴は女竹を原料として使用し、丸柄に仕上げている点です。
それに比べ、丸亀うちわは男竹で挿柄を使用するのが特徴。
他にも日本の特徴的なうちわの種類として江戸うちわもあり、藍染めで貼り文字を使って作られています。

日本の伝統文化「房州うちわ」の特徴

房州うちわは房州うちわ振興協議会が中心となり現在でも盛んに生産され、1984年には千葉県指定伝統的工芸品に指定されました。
千葉県には現在も数多くの工房があり、うちわ職人が丁寧にうちわ骨から作っています。
代表的な工房は太田屋・宇山工房、房州堂です。
工房では手仕事でそれぞれの工房の技法で大きさも柄も少し違う作品となっています。

また、道の駅やお土産屋さんでも房州うちわは販売され、作られる工房によって作り方や柄も違います。
うちわは日本の文化が今に残る芸術品と言っても過言はないでしょう。

日本の文化!伝統工芸品「房州うちわ」のを作る21の工程

房州うちわには材料を用意してから21の工程があります。
最初に竹の切り出しから始まり、皮むき、磨き、水付け、割竹、もみ、穴あけ、編竹、柄詰め、弓削、下窓、窓作り、目拾い、穂刈り、焼き、貼り、断裁、へり付け、下塗り、上塗り、仕上げをして完成。
この一つ一つの工程を職人が丁寧に匠の技を屈指してつくりあげています。

日本の伝統工芸品「房州うちわ」の文化と魅力のまとめ

千葉県の房州うちわを紹介させていただきました。
こちらの動画では4分ほどで房州うちわの生産の工程をご覧になれます。
訪日観光の際には、伝統工芸品の房州うちわの作成を体験したり、購入されてみるのも良いでしょう。
それでは、日本の伝統工芸品「房州うちわ」の魅力をこの動画でご堪能ください!

この記事を書いた人
最終更新日 : 2020年9月15日
日本
岩本 晃弘 (aki)
旅と食が好きで日本の田舎に住みながらライターをしています。
房州うちわは日本の文化を感じられる千葉県館山市の伝統工芸!明治時代から続く歴史ある工芸品を日本のお土産に!
この記事が気に入ったらフォローしてね

あなたへのおすすめ