-
記事
-
伝統工芸
-
地域
-
季節
-
タグ
記事
-
動画記事 3:26
人気アニメ映画「君の名は。」でも話題となった三重県の「伊賀くみひも」。緻密な手技で編み上げられたその美しいデザインはまさに芸術品!貴重な作業工程もご覧になれます!
伝統工芸- 251 回再生
- YouTube
三重県の伝統工芸品、伊賀くみひもとは? こちらの動画は「伝統工芸青山スクエア」が制作した、伊賀くみひもを紹介する動画「手技TEWAZA「伊賀くみひも」IGA Kumihimo Braided Cord」です。 伊賀くみひもは、人気映画「君の名は。」に登場して話題を集めた伝統工芸品です。 帯締などの和装小物として古くから親しまれてきました。 くみひもの魅力は、やはり緻密な手技で編み上げられたその美しいデザイン性にあります。 職人の丁寧な手仕事が随所に込められた美しい伊賀くみひもの世界を覗き、日本の伝統文化を味わってみましょう。 動画では、職人が手作業で伊賀くみひもを丁寧に作っている様子を紹介しています。 作業工程を知ることができる貴重な映像となっています。 伊賀くみひもの生産地、伊賀エリアの魅力 写真:伊勢神宮 伊賀くみひもの一大生産地である伊賀市は、三重県の山あいにある小さな町。 伊賀エリアは、かつて忍者が数多く存在していたといわれ、現在でも「忍者の里」として注目を集めます。 近隣エリアの伊勢市には古来より信仰を集めてきた伊勢神宮があります。 三重県には、他にもなばなの里や夫婦岩など魅力的な観光スポットがたくさんあるので、ぜひじっくりと観光してみましょう。 伝統工芸品、伊賀くみひもの歴史とは 画像引用 :YouTube screenshot 日本文化の1つである組紐の歴史は古く、奈良時代の仏教伝来の頃に遡ります。 もともとは仏教の袈裟や経典に使われたことが起源とされる伊賀くみひもの技術は、帯締などの和装小物などにも用いられるようになるなど、時代とともに変化していきます。 現在では伊賀くみひもは、帯締めだけでなくアクセサリー、ネックレスキーホルダー、ストラップ、チャーム、小物入れ、ネクタイ、ブレスレット、ネックストラップなどにも活用され人気を集めています。 動画の3:11より完成した商品をご覧になることができます。 伊賀くみひもの作業工程(作り方) 画像引用 :YouTube screenshot 絹糸や金糸などを材料して使い、組台と呼ばれる伝統的な道具を使って編み上げるのが、組紐づくりの主な工程です。 様々な色に染色された糸は、動画の0:29よりご覧になれます。 続いて動画の0:36よりご覧になれる経尺(へいじゃく)。 こちらは糸の長さと本数を決めます。 動画では細い糸を9本束ねて組紐に使う一本の糸にしています。 そして、いよいよ組紐を編み込んでいく「組み」となります。 こちらは動画の0:54より紹介されています。 工房ごとに代々受け継がれる「あやがき」と呼ばれる指示書に従って組んでいきます。 この動画の「組み」の作業で使用している「高台」は、他の台に比べて玉をたくさん釣れるので複雑な柄を作れると職人は語っています。 芸術品のように美しい伊賀くみひもを編み上げるためには、長年くみひもを作り続けてきた職人の匠の技が必要不可欠です。 伊賀市にある「伊賀伝統伝承館 伊賀くみひもセンター組匠の里」では、伊賀くみひもの歴史文化やその技法、作り方について学べます。 伊賀くみひもでキーホルダーやブレスレットといった、さまざまな種類の作品を作る体験もできますよ。 美しい伊賀くみひも紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 組紐は斜めの格子によって作られるので伸び縮みして体にフィットするので朝、帯締として締めたら帰りまで緩むことはないと職人は動画の2:42より語っています。 動画でご紹介しているように、美術品のような完成度の高さが魅力的な伊賀くみひもは、多くの人から人気を集める伝統工芸品です。 記事と動画をご覧になって、この伝統工芸品の組紐に興味を持たれた方は、通販でも購入可能となっているので一度手にしてみてはいかがでしょうか。 組紐づくりは初心者でも体験できるので、伊賀観光の折にはぜひ伝統文化に触れる体験を楽しんでみてくださいね。 【公式ホームページ】松島組紐店 http://www.iga-kumihimo.com/ 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 6:09
芸術品のように繊細でしなやかな和釣り竿は強度も抜群!日本の伝統工芸、和竿を作り続ける埼玉県川口市の「竿昭作」とは?高品質な釣り竿の作り方や特徴をご紹介!
伝統工芸- 222 回再生
- YouTube
日本伝統工芸の釣り竿「竿昭作」の動画をご紹介! こちらの動画「ニッポン手仕事図鑑 × 竿昭作(山野正幸)」は、日本の伝統工芸品である和釣り竿を作る「川口和竿 竿昭作」をご紹介した動画です。 動画で紹介されている竿昭作は、埼玉県川口市で伝統的な和竿をあざやかな匠の技で作る工房です。 厳選した原料で作られている美術品のような竿昭作の釣り竿は品質がとても高く、メディアでもたびたび紹介されています。 釣りに興味のある方は、時代を超えて愛される日本伝統工芸の和釣り竿をぜひ使用してみましょう。 動画で紹介されている、日本製の釣り竿「竿昭作」とは? 画像引用 :YouTube screenshot 芝川流域に自生している良質な布袋竹や真竹といった材料を使って竹釣り竿を生産したのが、川口竹竿の起源と伝わります。 動画で紹介されている和竿の伝統工芸士である山野正幸さんは、職人の伝統の技術を継承して極上の釣り竿を作り続ける、山野釣り竿製作所の二代目。 しなやかで繊細な竹を使った高級和竿は、その見た目からは想像できないような強度を持ちます。 また、動画の2:06から職人の山野正幸さんが語るように日本のしなやかな釣り竿は当たりの感触(魚信)がいいのも魅力的です。 画像引用 :YouTube screenshot 動画の2:48よりご覧になれるように、昭和の初期には200人の和竿職人がいたが現在は4人しかいなく、山野正幸さんもその一人です。 動画では、貴重な和竿の制作工程もご覧になれます。 多数の特殊な専用道具を駆使して作られていくのです。 日本の川や湖で、和釣り竿を使った釣りを体験してみよう! 画像引用 :YouTube screenshot 動画の4:49から紹介されているような日本の川での魚釣りに興味をもち、海外から観光に訪れる方もいるものです。 釣りに慣れていない方は、小鮒やタナゴ、てんから釣りといった種類の釣りから体験してみるのがおすすめ。 特に、竿昭作のタナゴ竿や小鮒竿5寸仕舞8本継ぎは全長約1mほどで、細身の矢竹をつないで柔らかな感触に仕上げているので使いやすいのが魅力です。 ワンランク上の釣り竿を使ってみたいのなら、竿昭作の高級釣り竿を販売する山野釣具店を利用してみましょう。 竿昭作の釣り竿はAmazonなどのインターネット通販でも販売されており、新作品や手軽な価格・お値段のものもありますので気軽に商品を購入できますよ。 日本の釣り竿「竿昭作」の紹介動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画には、昔ながらの技法で伝統工芸の釣り竿を作る職人のこだわりが紹介されています。 使いやすさが特徴的な竿昭作の釣り竿は、よりハイクオリティな釣り竿を求めている方におすすめです。 動画の0:20で職人が「良いものはこの先ずっと無くならない。」と語ります。 この和竿もきっとこの先ずっと受け継がれていくでしょう。 歴史ある伝統工芸品の釣り竿を手に入れれば、釣りに出かけるのがもっと楽しくなりますよ。 【公式ホームページ】川口和竿 竿昭作 https://saosyosaku.com/ -
動画記事 6:48
日本の「盆栽」で魅力的なものづくりの世界を知る!盆栽を作る職人の匠の技、素材がもつ自然美と人の手によって作られる人工美が融合する芸術品をご覧あれ!
伝統工芸- 85 回再生
- YouTube
日本の伝統工芸「盆栽」に関するインタビュー動画をご紹介! こちらは、「ニッポン手仕事図鑑」による、盆栽職人の紹介動画です。 盆栽というのは、盆栽鉢や器に木や草、苔などを植えて楽しむという日本の伝統文化のこと。 芸術品や美術品のような盆栽を作り上げる伝統工芸職人は盆栽師と呼ばれます。 盆栽の起源は古く、平安時代頃から作られてきた歴史をもちます。 盆栽の知名度は高く、日本以外の地域でも「BONSAI」という言葉が知られているほどです。 この動画では盆栽の作り方、育て方や盆栽職人へのインタビューがご覧になれます。 日本の伝統的な文化をこの動画でご堪能ください。 日本伝統工芸品の盆栽とは?作り方や匠の技術をご紹介! 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介されているのは愛知県豊田市、吉祥園という工房の盆栽師である、職人の岡本吉光さん。 岡本さんは杜松(としょう)盆栽の作品の世界では名の知れた伝統工芸職人です。 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸の盆栽を美しく仕上げるためには、動画の2:07から紹介されている透かしや、針金などの材料を使った曲付け、塗料を使った塗りなどの技法が必要となります。 職人は、盆栽の手入れに動画の0:23から紹介されている特徴的な道具や工具をいくつも使います。 盆栽は自然のものなので、季節によっては保護などの対処をすることも重要です。 動画の3:30よりは盆栽の剪定前と剪定後を比べることができます。 盆栽師へのインタビュー 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介されている盆栽職人の岡本吉光さんは「努力には盆栽は報いてくれ、子供を育てていくのに似ている」と動画の3:40から語っています。 「盆栽は日本の伝統なので、この伝統を絶やしたくない。 若い人たちに盆栽の世界に入り、「侘び寂び」をわかるようになってもらえるとありがたい」、「盆栽道で自分の作風を表現する」と盆栽についての熱い思いも語られています。 動画で紹介されている、日本伝統工芸品の盆栽を楽しんでみよう! 写真:盆栽 日本では、伝統工芸の盆栽を「侘び寂び」を楽しむための趣味として取り入れる方も少なくありません。 入門用の安い植物から、樹齢が長く高額な鉢物まで盆栽の種類はさまざま。 同じ五葉松でも直幹や模様木、斜幹や吹き流しなどの樹形があります。 ほかに桜やもみじなどを盆栽として手入れする人もいます。 盆栽の魅力は剪定や手入れといった育て方によって表情が変わっていくという点にあります。 素材がもつ自然美と人の手によって作られる人工美が融合するのが、盆栽を作る喜びといえるのです。 日本の盆栽の紹介動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 盆栽は時代を超えて日本の広い世代に愛される伝統工芸です。 近年ではさいたま市の盆栽美術館に、多くの訪日外国人や若い世代が訪れ、人気タピオカ店では盆栽が乗った「盆栽タピオカミルクティー」が販売されるなど、注目を集めています。 盆栽というと「難しいのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、初心者でも気軽に始められるような盆栽も販売されています。 日本伝統工芸の盆栽に興味がある方は、ぜひじっくりと盆栽を育てる体験をしてみてはいかがでしょうか。 ◆吉祥園 概要情報紹介◆ 【住所】〒470-1219 愛知県豊田市畝部西町薮下3 【電話番号】0565-21-2713 【中部盆栽組合ホームページ】吉祥園 https://chububonsai.jimdofree.com/%E4%B8%89%E6%B2%B3%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%94%AF%E9%83%A8/%E5%B2%A1%E6%9C%AC/ -
動画記事 3:29
静岡県の伝統工芸品「駿河竹千筋細工」はまさに芸術品!繊細優美な竹細工を作り出す職人の手仕事は一瞬たりとも目の離せない凄技だった!
伝統工芸 歴史 生活・ビジネス- 289 回再生
- YouTube
日本文化伝統工芸品・駿河竹千筋細工とは こちらは、伝統工芸品を取り扱う青山スクエアによって作られた、駿河竹千筋細工(するがたけせんすじざいく)のプロモーション動画です。 駿河竹千筋細工は、竹ひごを1本ずつ組み上げる匠の技で花器や虫かご、手提げなどに仕上げていく伝統工芸です。 近年ではバッグや風鈴といったモダンなアイテムも多く作られ、人気を集めています。 今回は、文化的価値の高い日本伝統工芸品、駿河竹千筋細工について動画とともに詳しくご紹介いたします。 伝統工芸品「駿河竹千筋細工」の歴史 ©SUN 改変 静岡県の駿河地域には昔から良質な竹が生えていたことから、竹細工製品が生活用品として広く使われてきました。 その起源はとても古く、この地域にある弥生時代の登呂遺跡からも竹製品のザルやカゴが出土しているのだそうです。 江戸時代になると、竹工は武士の内職として定着しました。将軍職を退いた徳川家康が駿府城に住んだこともあり、駿河地区には竹細工職人による地域文化が築かれました。 駿河竹千筋細工は1976年に通産省指定伝統工芸品の指定を受けています。 伝統工芸品「駿河竹千筋細工」の作り方は? 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸の駿河竹千筋細工の工程は大きく分けて「ひご作り」「輪作り」「編み」「組み立て」の4つです。 原料には真竹か孟宗竹(もうそうちく)を使い、これを削り分けて「ひご」を作っていきます。他地域の竹細工では平ひごを使いますが、駿河竹千筋細工は丸く削り出した丸ひごを使います。 材料になるひごを、独特の曲げの手技を使って輪のように曲げ、つないで編み上げる技法で作ります。 1人の職人が竹の削り出しから仕上げまでを一貫して行なうものが、駿河竹千筋細工の特徴です。 動画でも0:25過ぎより詳しい「駿河竹千筋細工」の制作過程が紹介されていますので、駿河竹千筋細工職人の杉山貴英さんの技をご堪能ください。 駿河竹千筋細工にはどんなものがある? 画像引用 :YouTube screenshot 駿河竹千筋細工ではさまざまな種類の作品を作り上げることができます。 おもてなしに活用できる花器や菓子器、茶托や小物入れのほか、まるで芸術品のような行灯・灯りなどの照明や風鈴・置き風鈴、虫かごなどもあります。 和の雰囲気がステキな手提げバッグも人気です。 これらの商品はamazon(アマゾン)や楽天市場などの通販でも購入することができ、お値段や料金は商品により異なりますが数千円から数万円となっています。 伝統工芸品「駿河竹千筋細工」紹介動画記事まとめ 動画でも紹介されているように、駿河竹千筋細工は職人が1つずつ手仕事で生産する昔ながらの伝統工芸品。 動画を見て素晴らしい日本文化を生活に取り入れたいと感じた方は、ぜひ伝統工芸品である駿河竹千筋細工の製品を購入してみてくださいね。 お土産やプレゼントにも喜ばれると思います。 【公式ホームページ】駿河竹千筋細工みやび行燈 http://miyabiandon.shop-pro.jp/ 【公式Hホームページ】駿河竹千筋細工「静岡竹工芸協同組合」 http://www.takesensuji.jp/ 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 3:42
平安時代から続く岡山県の陶芸品「備前焼」の美しさの謎に迫る!外国人の心も掴む工芸品は職人のこだわりによって作られる!
伝統工芸- 92 回再生
- YouTube
美しき陶芸品「備前焼」を紹介 こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「備前焼」Bizen pottery/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square」です。 日本の伝統工芸の一つ「備前焼」は長い歴史を持つ「六古窯」の一種で別名伊部焼とも言われています。 備前焼は釉薬(うわぐすり)などの薬を使わない特徴的な「酸化焔焼成(炎に直接触れさせて焼く方法)」によって浮きあがってくる堅くしまった赤みの強い色と表面のガラスのような光沢、そしてゴツゴツとした野趣あふれる手触りが人気の伝統工芸品です。 動画で紹介されている備前焼とは 写真:備前焼 備前焼は現在の岡山県付近で取れる田土という独特な粘土を原料にしています。 備前焼が六古窯と言われているのは、平安時代の文献にすでに登場しているからです。 その後、今日に至るまで茶陶の名品を生み出し続け、現在も積極的に後継者の育成が行われています。 昔から岡山県の重要な文化と産業であり、日本を代表する陶器が備前焼というわけですね。 このように備前焼は長い伝統と格式を有する陶器で、有名な窯元からは人間国宝に指定される作家や職人が排出されるなど価値、人気ともに高いのです。 しかし、現代の備前焼の販売値段は手が届かないほど高額ではありません。 鎌倉時代以降の備前焼は貴族や公家のためだけのものではなく武家や町人が使う日用品として人気が高かったのです。 備前焼の美しい茶色やオレンジ色は、岡山県付近で出土する特殊な粘土に含まれている鉱物が描き出すものです。 焼くときには油分の強い松の灰をかけ、藁を敷いて直接炎に触れるようにして焼き上げます。 こうして高温で焼くことで土にふくまれている鉱物がガラス化し表面の強度とツヤを高めるのです。 薬を使わないため、磁器のようなツルツルとした質感ではなく、ゴツゴツとした素朴で野趣にあふれる男性的な風合いはとても力強いのです。 動画でご覧なれる備前焼の作り方・製作工程・作成方法 画像引用 :YouTube screenshot こちらでは動画に沿って備前焼の作り方をご紹介します。 1、土もみ [動画:0:34~] 田んぼの地下3~5メートルくらいにある粘土層を掘り出して使うのが一般的です。 2、成型 [動画:0:48~] 粘土内の空気を抜き、粘りを出して割れやひびが入り難くします。 ろくろを使って作品を作ります。 3、乾燥 [動画:1:29~] 十分に乾燥させます。 4、窯詰め [動画:1:44~] より美しい焼けを狙い厳密に計算して窯に詰めていきます。 5、窯焚き [動画:2:28~] 10日以上の長い日にちをかけて焚あげます。 動画でご覧なれる備前焼の模様について 画像引用 :YouTube screenshot 動画では出来上がった作品もご覧になれます。 ・胡麻 [動画:3:03~] 焼成中に薪の灰が器物に降り積もります。 その灰は土と反応し、ガラス化して模様が出来上がります。 ・桟切り [動画:3:12~] 窯の焼きあがりの時に炭を投入して部分的に白~青~黄とコントラストの強い色変わりの模様ができます。 緋欅[動画:3:20~] ワラのアルカリ分と、素地の鉄分が反応して出来る模様です。 備前焼紹介まとめ 写真:備前焼 備前焼を「伊部焼」というのは伊部という地名からきています。 現在も岡山県の伊部駅周辺には備前焼の窯元やギャラリーを併設した工房が点在し、毎年秋に行われる備前焼祭りには日本各地から多くの陶器ファンや観光客が訪れます。 今でも岡山県では備前焼作品を通して日本の伝統工芸品の歴史と文化を伝えています。 マグカップやビール用のグラスなど気軽に使用できる作品もありますよ。 【公式ホームページ】備前焼 | 伝統的工芸品 | 伝統工芸 青山スクエア https://kougeihin.jp/craft/0418/ -
動画記事 13:11
刀剣研磨は、繊細な日本刀を寸分の狂いなくケアする高難度の職人技だった!日本刀の切れ味を蘇らせ芸術的に仕上げる、日本伝統の刀剣研磨の技に注目!
伝統工芸- 436 回再生
- YouTube
日本刀の刀剣研磨技術の紹介動画をチェックしよう! 刀に興味をお持ちの方は、こちらの「JAPAN STUDY 日本研究」が公開した動画「日本刀の研磨 手入れ 本阿弥流 Polishing katana Japanese sword」を是非ご覧ください。 刀剣研磨を生業とする職人は「研師(とぎし)」と呼ばれます。 なかでも、動画で紹介されている本阿弥流は南北朝時代から続く刀剣研磨のプロフェッショナルです。 動画の12:21には、名物の「金森正宗」の短刀の見事な姿が紹介されています。 動画で紹介されている刀剣研磨の歴史や技術とは? 画像引用 :YouTube screenshot 刀剣研磨の歴史は古く、上古刀期の直刀期には既に始められています。 南北朝時代に足利高氏に使えた本阿彌家は、のちに刀剣研磨や刀剣鑑定法を確立しました。 研師が刀剣研磨の依頼を受けたときにはまず、その刀剣を1週間ほどもかけて観察し、精密な研磨をイメージするところから始めるのだそうです。 刀剣研磨には独自の技術体系が取り込まれています。 刀剣研磨をするときには刃を付け斬れることを前提としつつ、刀身の地鉄や刃文がよく見えるよう、その魅力を引き出すように研ぐことも大切にしているのです。 動画で紹介されている刀剣研磨の手順とは? 画像引用 :YouTube screenshot 動画の1:00から紹介されているのは、本阿弥家の人間国宝、本阿弥光洲氏です。 彼は砥石を使い、丁寧に刀剣研磨をおこないます。 刀剣研磨には、備水砥や改正砥、名倉砥、細名倉砥、内曇刃砥、内曇地砥などの種類が使われます。 刀剣研磨は下地研ぎをしたのち、仕上げ研ぎで調整していきます。 仕上げの地艶砥には鳴滝という砥石を使い、砕地艶など秘伝の技で仕上げます。 仕上げ研ぎの方法には、刃艶(はづや)や地艶(じづや)、拭い(ぬぐい)、刃取り(はどり)、磨き(みがき)、流し(ながし)といった工程があります。 切っ先(きっさき)部分の刀剣研磨はナルメと呼ばれます。 ナルメは刀身を保護しながら丁寧に仕上げていくことが大切です。 刀剣研磨技術の紹介動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画で紹介されている刀剣研磨のプロは、現在全国に50名ほどいます。 刀剣研磨には定められた資格制度などはありませんが、刀工や研師になるためには師匠につくか教室に通って高い技術を身につけることになります。 日本ならではの刀剣に魅了される方は多いものです。 刀剣の輝きを保つためには、こちらの動画で紹介されている刀剣研磨の職人の技術が必要不可欠なのです。 -
動画記事 19:33
京都・平等院に残されていたガラス玉を和泉蜻蛉玉職人が復元!色鮮やかなとんぼ玉は「ガラスの中の宇宙」と例えられるほどの美しさ!
伝統工芸- 171 回再生
- YouTube
日本の伝統文化を守る和泉蜻蛉玉職人のプロモーション動画について 「明日への扉 by アットホーム」が公開した動画「#118 和泉蜻蛉玉職人 松田 有綺 | 明日への扉 by アットホーム」は2019年7月にCSで放送されたテレビ番組の映像です。 こちらの動画は約20分に放送4回分が収められており、 ・京都・平等院の国宝復元について知りたい ・日本の伝統文化「とんぼ玉」はどのような技法で作られているの? ・日本の伝統文化を継承する和泉蜻蛉玉職人とはどのような人物なのか知りたい! という方におすすめです。 動画では和泉蜻蛉玉職人として伝統文化を受け継ぐために技術の習得に励んでいる松田有綺さんにスポットを当てています。 松田さんは動画の1:31よりご覧になることができます。 こちらの記事では動画に沿って日本のとんぼ玉の作り方、京都・平等院のとんぼ玉復元について詳しく説明していきます。 京都・平等院の国宝復元とは 画像引用 :YouTube screenshot 京都にある国宝・平等院の鳳凰堂に安置される阿弥陀如来坐像の修復で台座から見つかったガラス玉は、瓔珞(ようらく)という仏像周辺に吊り下げて飾ったものでした。 その美しい姿は動画の0:58よりご覧になることができます。 正倉院宝物に保管されているものと同じ工房で作られたものとみられています。 この京都の瓔珞のガラス玉を復元したのが大阪府伝統工芸士・松田有利子さん。 実際に復元されたガラス玉は1:32から紹介されています。 「山月工房」で保管していたガラス玉の材料の成分が、京都の国宝ガラス玉に似た成分であることがわかり、復元が実現しました。 日本の伝統文化「和泉蜻蛉玉」の作り方 画像引用 :YouTube screenshot まず、ガラスを熱して細く引き伸ばし細かく砕いて、とんぼ玉の模様を作るためのガラスを準備します。 作り方の手順は ・「素(剥離剤)」を付けた針金を熱する ・束ねたガラス棒を熱する ・やわらかくなったガラスを芯棒に巻き付ける ・細かくした模様用のガラスをつける ・引っ掻いて模様をつける ・徐冷(灰)の中に入れて冷ます という流れになります。 和泉蜻蛉玉職人の松田有綺さんによる作品作りの様子は6:52より紹介されます。 日本の伝統文化・和泉蜻蛉玉職人が作る作品の値段や商品 画像引用 :YouTube screenshot とんぼ玉の商品は、紐を通したネックレスやブレスレット、日本の伝統文化和装に合わせる帯留めや簪(かんざし)、根付・ストラップなどが販売されています。 京都・平等院のガラス玉と似た成分のガラスで作るとんぼ玉もあり、価格は技法によっても異なります。 京都の国宝成分に近いガラスのお香立ては約5000円で販売されています。 日本の伝統文化・和泉蜻蛉玉職人のまとめ 写真:京都府・平等院鳳凰堂 動画の16:12からは、復元した国宝瓔珞を確認しに京都の平等院を訪れます。 そこで和泉蜻蛉玉職人の松田有綺さんは「物だけでなく想いも一緒に繋いでいけるような職人になりたい」と語ります。 継承される日本の伝統文化やとんぼ玉の作り方に興味のある方はぜひこちらの動画をお楽しみください。 【公式ホームページ】和泉蜻蛉玉職人 松田 有綺 | 明日への扉 by アットホーム https://www.athome-tobira.jp/story/118-matsuda-yuki.html -
動画記事 5:57
富山県高岡市の伝統工芸・高岡仏壇の「仏壇塗師」の職人魂を知る!美しき漆塗りの技法は天候により細かな調整が必要とされる匠の技が満載だった!
伝統工芸- 50 回再生
- YouTube
日本の伝統工芸・高岡仏壇の職人「仏壇塗師」のプロモーション動画について こちらは「ニッポン手仕事図鑑」が公開した富山県高岡市で伝統の高岡仏壇の製造販売・金箔修理を行う「京田仏壇店工房」を紹介した動画「仏壇塗師になる旅 / 京田仏壇店工房」です。 動画の0:30よりご覧になれる仏壇塗師職人の京田充弘さんにスポットを当てています。 ・日本の伝統工芸「仏壇塗師」はどんな仕事をしているの? ・日本の伝統工芸「仏壇塗師」の職人魂を知りたい! という方にオススメの約5分半の動画になっています。 こちらの記事では、仏壇塗師の京田充弘さんの手技と作品に対するこだわりを動画に沿って詳しく説明してきます。 日本の伝統工芸・高岡仏壇と「仏壇塗師」の歴史について 画像引用 :YouTube screenshot 高岡仏壇は富山県高岡市で江戸時代から作られている歴史のある仏壇です。 組み立て式の仏壇で、金箔押しをふんだんに使用する特徴があります。 仏壇に使われている伝統工芸・漆塗り(うるしぬり)の技法は、仏教と一緒に中国から伝わり、仏像の塗り、矢じりの接着や鎧の錆止めなどに使用されています。 日本の伝統工芸・仏壇塗り職人「京田充弘」さんの話 画像引用 :YouTube screenshot こちらの動画では、仏壇制作の重要な工程である木地と塗りの両方を手掛ける仏壇塗師の京田充弘さんの手仕事の様子とインタビューが紹介されます。 仏壇漆塗りの工程について、2:18から京田充弘さんによる説明があります。 天気予報で予測して調整したうるしを塗り、次の日に状態を確認してさらに調整してから本番のうるしを塗るという工程を経ないと100%の仕事はできないと職人の京田さんは語ります。 うるしを環境に合わせて毎日調整し続けることが仏壇塗師にかかせない仕事です。 この調整がうまくいかないと刷毛目が残り、次の研ぎの工程に時間がかかってしまいます。 伝統工芸職人の技にテキストはなく親方からも言葉では伝えられないので、自分で試して失敗を繰り返して勉強するしかない世界です。 京田充弘さんは大学で漆塗りの理論を習ったことで、手を動かしたときに先生が言っていたことはこういうことだと納得するそうです。 職人として挑戦しやり続けないと絶対にうまくならないと情熱的に語ります。 日本の伝統工芸・高岡仏壇「仏壇塗師」の特徴と魅力のまとめ 画像引用 :YouTube screenshot こちら動画では、高岡仏壇の仏壇塗師の匠の技と職人魂を見ることができます。 堅牢な仏壇は丁寧な修理をすることで何代にも受け継いでいくことが可能です。 日本の伝統工芸は、継承する職人がいて、仕事へのこだわりとたゆまぬ努力があってこそ守られることを約5分半の動画で知ることができますので、ご興味のある方は是非ご覧ください! 【公式ホームページ】仏壇塗師|京田仏壇店工房 | ニッポン手仕事図鑑 https://nippon-teshigoto.jp/local/toyama/buddhist_altar_nurishi -
動画記事 35:41
美濃手漉き和紙は柔らかな手触りや透明感のある美しさが魅力の岐阜県の伝統工芸品!職人が全て手仕事で作る貴重な制作工程をじっくりと堪能しよう!
伝統工芸- 53 回再生
- YouTube
伝統工芸の美濃手漉き和紙とはどんなもの? こちらは、「Handmadepaper Corsoyard」さんが公開した岐阜県美濃市エリアの伝統工芸、美濃手漉き和紙の生産工程をご紹介する動画『美濃手漉き和紙工房Corsoyardの紙づくり「本美濃紙」』です。 日本伝統の本美濃紙は、動画でご紹介しているような幾つもの複雑な工程を経て作られています。 美濃手漉き和紙は、美濃和紙ブランド組合や本美濃紙保存会の手によって大切に守り受け継がれてきた歴史をもちます。 2014年には、石州半紙と細川紙、そして本美濃紙の3つの和紙がユネスコ無形文化遺産に登録されました。 美濃手漉き和紙、本美濃紙の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 動画の0:08からご覧になれるように本美濃紙は、クワ科の植物である最高級の楮(こうぞ)を原料として日本伝統の手技で作られています。 これを一晩程水に漬けた「水晒し」「あげ晒し」の工程を経て、動画の5:56からご覧になれる釜で煮込む「煮熟」を行ったあとに繊維をしっかりと叩きます。 昔は草木灰から抽出したアルカリ成分(重炭酸カリウム)を利用して煮熟が行われていましたが現在はソーダ灰(炭酸ナトリウム)重曹(重炭酸ナトリウム)苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)などが原料の種類に応じて使われています。 続いて繊維を漉き舟に入れ、職人の手で綺麗に手すきしていきます。 繊維同士をつなぎとめていたアクが溶け出した原料は容易にほぐすことができるようになります。 動画の30:57からご覧になれるように漉いた和紙を天日で乾燥させ、綺麗な形に裁断すれば完成です。 本美濃紙の製造工程にはいくつもの重要な規定があり、職人の高度な匠の技が必要不可欠です。 現在、美術品のように美しい本美濃紙を伝統技法で漉くことができる本美濃紙保存会会員はたった5名です。 美濃手漉き和紙を購入してみよう 画像引用 :YouTube screenshot 岐阜県美濃エリアにある工房や店舗では多くの美濃手漉き和紙が販売されています。 天然の材料の良さを生かして丁寧に製作された美濃和紙は、透明感のある風雅な仕上がりです。 美濃手漉き和紙は障子や襖に多く使われます。 しかし、近年では美濃手漉き和紙の本美濃紙を使った水うちわや御朱印帳などさまざまな種類のアイテムが製作され、人気を集めているのです。 美濃手漉き和紙のアクセサリーや折り紙はプレゼントにもぴったり。 日本伝統工芸品でありながら、意外とリーズナブルな価格で販売されているものもあるのでぜひチェックしてみましょう。 美しい美濃手漉き和紙は岐阜県内の工房やお土産屋さんだけでなく、ネット通販でも購入できますよ。 品質の高い和紙「美濃手漉き和紙」紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 岐阜県美濃市に古くから伝わる美濃手漉き和紙は、動画でご紹介したような複雑な工程を経て作られています。 中でも本美濃紙はユネスコ無形文化遺産にも選ばれている高品質な和紙です。 世界遺産の白川郷があることでも知られる岐阜県への観光旅行の折には、ぜひ芸術品のように美しい美濃手漉き和紙のアイテムを購入してみてくださいね。 【公式ホームページ】Corsoyard – Handmade Paper Studio 手漉き和紙工房 https://corsoyard.com/ -
動画記事 9:47
お祭りや伝統芸能でダイナミックな音楽を奏でる日本の伝統工芸品「和太鼓」!完成まで数年の月日が要される伝統的な技術を守る一人の男性に密着!
伝統工芸- 77 回再生
- YouTube
日本の伝統工芸品を製作する、和太鼓職人の紹介動画をチェック! こちらの「#005 和太鼓職人 杉浦 哲郎 明日への扉 by アットホーム」は、ディスカバリーチャンネルの番組『明日への扉』で紹介された、和太鼓職人へのインタビュー動画です。 石川県白山市にある「浅野太鼓」の和太鼓職人である杉浦哲郎さんは、一人前の和太鼓職人になるまで長い修行を積んできました。 今回は、完成まで数年かかるという日本伝統工芸、和太鼓製造の技法について詳しく探っていきましょう。 動画で紹介されている、日本の「和太鼓」の伝統文化について 写真:和太鼓 和太鼓は、京都や福岡など全国各地で行なわれるお祭りや神社仏閣の儀式祭礼、歌舞伎や能などで演奏される、歴史ある和楽器の1つ。 その起源は古く、日本最古の和太鼓は縄文時代の遺跡から発掘されています。 和太鼓とは木を原料にして作った胴に革を張ったもので、バチで叩いて演奏するのが特徴の打楽器です。 現在使われている和太鼓には、長胴太鼓(ながどうだいこ)や桶胴太鼓(おけどうだいこ)、附締太鼓(つけしめだいこ)といった種類があります。 動画で紹介されている、伝統工芸品「和太鼓」の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸品である和太鼓の制作工程は、動画の2:09から詳しく紹介されています。 和太鼓製造の要となるのは、胴作りと革作りという2つの作業。 和太鼓職人は原木となるケヤキを玉切りし、裁断ののち胴抜きや粗削りといった作業をして形を整え、冷暗所で3~5年自然乾燥させます。 中彫りの作業では、内側が亀甲や菱形になるよう手仕事で美しく整えていきます。 中彫りは動画の3:01よりご覧になれます。 画像引用 :YouTube screenshot 続いて動画の3:18からご覧になれる漆塗りの塗装には高い技術が必要不可欠です。 動画の3:25からの革作りの作業では、和太鼓の材料となる牛の皮を美しく加工していく、和太鼓職人の匠の技が求められます。 和太鼓の胴に革を張る本張りの作業ののち音色を確かめ、鋲止めをして完成です。 完成品は動画の4:43よりご覧になれます。 完成まで数年の月日が要され、多くの職人が一つの伝統を作り上げるのです。 動画の第二幕の4:56からは、和太鼓職人・杉浦哲郎さんの職人技をご覧になれます。 杉浦哲郎さんは革を担当する職人なのです。 杉浦哲郎さんへのインタビューも交え、音の要となる革作りの工程が詳しく紹介されています。 日本伝統の和太鼓職人の動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画では、巨大な和太鼓を長い月日をかけ作り上げるまで工程をご紹介されています。 和太鼓製造に特別な資格はいりませんが、芸術品のように美しくかつダイナミックな音を奏でられる和太鼓を生産するためには、長く厳しい修行が必要です。 手の感触を頼りに進められる物づくりには、和太鼓職人の高い技術が求められるのですね。 【公式ホームページ】和太鼓職人 杉浦 哲郎 | 明日への扉 by アットホーム https://www.athome-tobira.jp/story/005-sugiura-tetsuro.html 【公式ホームページ】浅野太鼓:太鼓・和太鼓の製造・販売 https://www.asano.jp/ -
動画記事 13:16
鮮やかな色合いや繊細な模様が魅力的な日本の伝統工芸品「紅型(びんがた)」。沖縄県で作られるカラフルな染物は外国人の心も掴み、お土産としても大人気!
伝統工芸- 106 回再生
- YouTube
日本伝統の紅型(びんがた)ってどんなもの? こちらは「Teodora Vegh」が公開した、大分県の染め工房で日本伝統工芸の紅型(びんがた)を製造する石田麗さんを紹介する動画「BINGATA 紅型 - Az okinawai textilfestés」です。 紅型(びんがた)は主に日本の沖縄県で製造される、琉球染物と呼ばれる沖縄を代表する伝統的な模様染めの技術です。 美術品のような染物は衣装に加工され、小物や雑貨として販売されます。 伝統的な匠の技で作られる日本伝統文化の紅型、その歴史や生産工程を詳しくチェックしてみましょう。 日本の伝統工芸として愛される琉球染物、紅型の歴史 画像引用 :YouTube screenshot 沖縄で紅型染が始まったのは13世紀頃。 当時の琉球首里王族の着物を作るために開発された技術だと言われています。 もともとは「びんがた」と呼ばれていた染物に「紅型」という漢字が当てられたのは昭和時代に入ってからです。 第2次世界大戦以降は沖縄だけでなく九州を始めとした日本の各地に紅型の工房が作られ、芸術品のように美しい作品が制作されるようになりました。 日本伝統工芸品である琉球染物、紅型の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸品の紅型を作るためには、まず職人がモチーフとなる模様をデザインし、型紙を制作します。 型紙を手彫りで模様を掘っていく様子は動画の0:40よりご覧になることができます。 型紙が出来上がったら、動画の1:38からご覧になれるように型紙の上に糊を塗り顔料で色差しをし、生地に色を入れていきます。 紅型の染色に使う筆の材料には人の髪の毛を加工して使うこともあります。 紅型の技法には、一般的な型染めのほかに筒描きや藍染めがあります。 染色のあとには生地を蒸し、水に晒して糊を落として仕上げます。 制作工程と動画でこちらの動画でご覧になれる時間は次のようになります。 1, 図案 2, 型彫り [動画 0:39~] 3, 型置き(糊置き) [動画 1:44~] 4, 豆引き [動画 2:36~] 5, 色挿し [動画 3:05~] 6, 隈取り [動画 4:03~] 7, 蒸し 8, 水元 9, 糊ふせ(びんうしー) 10, 地染め 11, 蒸し 12, 水元 13, 縫製 14, 完成 琉球染物、紅型を使ったアイテムを購入してみよう 画像引用 :YouTube screenshot 仕上がった紅型の生地は風呂敷やタペストリーといった雑貨のほか、着物や浴衣、振り袖や半幅帯といった衣装などに加工します。 南国ならではのビビッドで大胆な配色が紅型の特徴。 伝統工芸品の紅型は、沖縄や九州の工房やお土産屋さんなどで気軽に購入できます。 近年ではネットショップでの販売も増えているので、美しい紅型のアイテムを手に入れたい方はぜひネットをチェックしてみましょう。 沖縄の伝統工芸・紅型紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 日本伝統工芸品の紅型は、動画でご紹介したような複雑な工程を経て作られる美しい染物です。 華やかな紅型の生地を加工した雑貨や衣装は、日本のお土産として人気を集めます。 気軽に購入できる紅型の雑貨もあるので、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。 -
動画記事 3:42
「越前漆器」は食卓に華やぎを添える美術品!一度は手にしてみたい福井県で1400年以上伝わる高品質な伝統工芸品はどのように作られ、どのような商品がある?
伝統工芸 歴史- 130 回再生
- YouTube
福井県の伝統工芸品、越前漆器とは こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が制作した、福井県の伝統工芸品、越前漆器をご紹介する動画「手技TEWAZA「越前漆器」Japan Echizen Lacquerware」です。 越前漆器は、福井県鯖江市の河和田地区で主に生産されている伝統工芸品。 日本文化を感じさせてくれる越前漆器は、ずっと眺めていても飽きないような美しさが魅力です。 この動画では越前漆器の作り方や、美しい商品の数々が紹介されています。 きっとあなたのお気に入りの一品も見つかるでしょう。 越前漆器の文化や歴史とは 画像引用 :YouTube screenshot その歴史は古く、越前漆器の起源は今から1400年以上前の飛鳥時代にまで遡ります。 当時の天皇に冠の塗替えを依頼された塗師が黒塗りのお椀をあわせて献上したところ、大いに喜ばれ工芸が奨励されたことが、越前漆器の始まりと伝わります。 江戸時代以降、福井県鯖江周辺では多くの職人が活躍し、漆器製造の技法は次第に全国に広まっていきました。 伝統工芸品、越前漆器の作業工程(作り方) 画像引用 :YouTube screenshot 古来より、越前漆器はさまざまな工程を複数人の職人が分業制で担当するという伝統的な手技で作られてきました。 1. 漆塗り(動画 0:25~) 材料の木地を削り出してから漆塗りをします。2重にも3重にも塗り重ねていきます。 2. 沈金(動画 1:25~) 表面を掘り、金箔を貼り付けていきます。 金箔は鏡と一緒で堀りが綺麗だとその分、金箔は綺麗に光ると職人は動画内で語っています。 3. 蒔絵(動画 2:05~) その日その日の湿度で漆の乾きも違うのでそれを見極めて作業をすると動画内で職人は語ります。 日本の蒔絵文化は古くより受け継がれたもの。一流の蒔絵師の匠の技によって仕上げられた蒔絵の漆器は、芸術品のような素晴らしい仕上がりです。 越前漆器の特徴は、その優雅な風合いと丈夫で長持ちするという実用性にあります。 高品質な越前漆器を購入してみよう 画像引用 :YouTube screenshot 漆器さじべえでは、職人の手仕事で作られた高品質な越前漆器のアイテムを購入できます。 鯖江市には越前漆器を製造販売する工房がたくさんあり、汁椀や箸のほか、タンブラーやコーヒーカップ、茶托やお皿、重箱弁当箱、若狭塗箸といったデイリーユースアイテムも多数取り扱っています。近年では漆器の製造技術も向上しており、電子レンジや食洗機で使えるような商品も増えています。 動画の後半3:09からは越前漆器の商品がご覧になることができます。包丁、時計など、どれも見とれてしまうほどの美しい商品となっています。 通販でもこの越前漆器を購入することができるので、カタログをご覧になり、越前漆器を手にしてみてはいかがでしょうか。 越前漆器の販売店で有名なのが、越前漆器久太郎で創業からなんと94年。 創業者の曽明久太郎は、昭和56年に83歳で勲五等瑞宝章の栄誉を授かっております。 日本文化を感じられる越前漆器紹介まとめ 伝統工芸の越前漆器は、動画でご紹介したような精密な工程を経て作られています。 高品質でデザイン性の高い漆器を毎日の生活に取り入れれば、日本伝統文化をより身近に体験できることでしょう。 お祝いやプレゼント・お土産・引き出物でも喜ばれる品です。 この記事と動画で越前漆器に興味を持っていただけたければ嬉しいです。 芸術品のような漆器を手に入れたい方は、鯖江市河田町でさまざまな種類の越前漆器を製造販売する店舗や工房へぜひ足を運び、お気に入りの作品を探してみてくださいね。 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 9:59
「遠州鬼瓦」の魂が宿るかのような精巧な伝統工芸品は職人の匠の技によって作られる!静岡県袋井市の鬼板師が語る遠州鬼瓦への思いとは。
伝統工芸- 364 回再生
- YouTube
日本伝統工芸、遠州鬼瓦の紹介動画をチェックしよう 今回ご紹介する「遠州鬼瓦 最後の鬼板師」は、日本の家屋や社寺の屋根に使われる伝統工芸品の鬼瓦を製作する過程をまとめた動画です。 日本の鬼瓦を製造する職人は鬼板師と呼ばれます。 動画に登場するのは、静岡県袋井市で遠州鬼瓦を作り続ける遠州鬼秀の4代目名倉孝さん。 跡継ぎである5代目の名倉元久さんとともに、日本伝統工芸を守るため手仕事で鬼瓦を作り続けています。 動画で紹介されている遠州鬼瓦とは?歴史を紹介 写真:遠州鬼瓦 遠州鬼瓦の起源は古く、駿府城築城のおりに三河の瓦職人がこの地でいぶし瓦を生産したことに始まります。 太田川や天竜川沿岸で作られる瓦は、遠州瓦として古くから高い評価を得てきた歴史ある伝統工芸品なのです。 日本伝統の技法を結集して作られた鬼板師の作品は、まるで芸術品のような迫力。魂が宿るかのような出来ばえの遠州鬼瓦は、時代を超えて変わらぬ人気を集めています。 遠州鬼瓦の作り方や、鬼板師の高い技術をご紹介! 画像引用 :YouTube screenshot 遠州地域の良質なたんぼの床土を使い焼き上げることで、銀色の美しい光沢が生まれるのです。 遠州鬼瓦は、材料の粘土に金ベラを使って成形したあとに焼き上げ、さらに何度も磨く工程を経て完成します。 動画では2:02より、職人が型枠を元に粘土に下絵を書き、3:16からは形を成型している作業風景をご覧になれます。 7:40からはヘラで細かな装飾を加え徐々に迫力ある表情の遠州鬼瓦が出来上がる様子を、そして9:03よりは工房の大きな釜で焼き上げる職人の姿をご覧になれます。 画像引用 :YouTube screenshot 日本の伝統工芸品である遠州鬼瓦には、建物の魔除けや守り神といった意味合いがあります。 遠州鬼瓦のほとんどは怒る鬼の姿ですが、平成になってからは特徴的な笑う鬼の鬼瓦やユーモラスなカッパの鬼瓦が考案され、人気を集めています。 動画で紹介されている鬼板師の作品をチェックしよう 遠州鬼瓦の鬼板師の作品は、本格鬼面のほかに鬼面付表札、尺家紋や彫刻飾板など。 ほかに鬼面ペン立てや飾りダルマ、鬼の郵便ポストやストラップといった普段使いできるさまざまな種類の郷土工芸品も販売されています。 静岡県森町はふるさと納税返礼品として、寄附金額12,000円以上の方に鬼瓦工房での遠州鬼瓦ペア体験券を用意しています。 静岡県では、日本の伝統工芸品を身近に感じられるよう、地域をあげて工夫しているのです。 鬼板師によって制作される遠州鬼瓦の紹介動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 伝統工芸品の遠州鬼瓦は、動画の0:38にあるように屋根に取りつけられるほか、動画の4:26にあるように玄関先に飾られることもあります。 また、近年では鬼瓦をモチーフにした小物類も人気です。 動画では遠州鬼瓦職人のインタビューもご覧になれます。 2:40からは4代目名倉孝さんが遠州鬼瓦職人を目指したきっかけ、3:34からは衰退していく伝統工芸への思い、6:09からは5代目名倉元久さんが今後の遠州鬼瓦への思いが語られています。 こちらの動画をご覧になって遠州鬼瓦に興味を持たれた方は、鬼瓦の作品を購入したり、静岡県で鬼瓦製作体験を楽しんだりしてみてはいかがでしょうか。 【公式ホームページ】遠州鬼秀 http://www2.bbweb-arena.com/onihide/ 【公式ホームページ】遠州鬼瓦|静岡郷土工芸品振興会 http://www.shizuoka-kougei.jp/craft/ensyu-onigawara/ -
動画記事 6:43
国産の材料を使った桶屋近藤「吉野杉ぐい呑」は伝統工芸職人が作る芸術品!お酒好きなら絶対に欲しくなる日本酒を美味しくしてくれる奈良県吉野町の工芸品を紹介!
伝統工芸- 53 回再生
- YouTube
伝統工芸のぐい呑を作る職人 こちらは「Okeya Kondo Official桶屋近藤【公式】」が制作した、京都紫野で伝統工芸の吉野杉ぐい呑を作る職人を紹介する動画「吉野杉ぐい呑が出来るまで 京都紫野 桶屋近藤」です。 こちらの動画で紹介されている、京都紫野にある桶屋近藤は、京桶や京指物といった日本伝統工芸品を作っている工房です。 吉野杉をはじめとした国産の良質な材料を使った伝統工芸品は、まるで美術品のような仕上がり。 職人の匠の技が随所に込められた吉野杉ぐい呑は、いつものお酒をもっと美味しくしてくれることでしょう。 約7分の動画では全編に渡り、職人による吉野杉ぐい呑の制作工程が紹介されています。 華麗な手さばきによる工程方法は目が離せず、ずっと見ていられます。 普段あまり見ることのできない貴重な映像をお楽しみください。 日本に古くから根付く日本酒文化 写真:日本酒の利き酒 日本では古い時代から純米を原料として作られたおいしい日本酒を飲む伝統文化があります。 さまざまな種類の日本酒の中でも、コクのある味わいが特徴的な無濾過純米原酒は特に人気です。 日本酒は徳利に入れて提供され、ぐい呑やおちょこと呼ばれるコップ型の食器を使って飲むのが一般的です。 樽型に仕上げられた酒器や携帯用酒樽に、お酒を入れることもあります。 日本の伝統工芸職人は長い歴史の中で、その高い技術を生かして日本酒を入れる樽やぐい呑などの美しい工芸品を作り続けてきました。 桶屋近藤が作る伝統工芸品、吉野杉ぐい呑とは 画像引用 :YouTube screenshot 京都の職人の確かな手仕事から作り出された一寸七分縦型の吉野杉ぐい呑は、木目の美しさや手触りの良さが魅力。 桶屋近藤の吉野杉ぐい呑をはじめとした伝統工芸品の材料になる吉野杉は、吉野のお花見で有名な奈良県吉野町周辺で採取されます。 最高級の素材を使って作られた吉野杉ぐい呑は、日本酒をより香り高く、味わい深く変化させてくれます。 伝統工芸の吉野杉ぐい呑の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 京桶を作る工房である桶屋近藤では、ぐい呑も大きな桶と同じように数枚の木片を組み合わせ、タガで締めるという技法で作られています。 まずは原料となる吉野杉の木材を切り出し、特殊な道具を使い適度な大きさにし、カンナで綺麗に整えます。 こちらは動画の0:03からご覧になれます。 続いて、動画の2:27からご覧になれるように、丸い金型に切り出した木材を並べて、木枠を作ります。 形が出来上がると、金型を外して鋸(のこぎり)やカンナで形を整えます。 こちらは動画の3:41からご覧になれます。 動画の4:31からは吉野杉ぐい呑の底の部分の制作に取り掛かります。 底が付くと装飾品が取り付けられ、最終的な仕上げをします。 最終工程の「桶屋 近藤」の焼き印が押されて完成です。 こちらは動画の6:06からご覧になれます。 京指物の工房桶屋近藤では、すべての作品を主人の近藤太一さんが1人で作り上げています。 大量生産をすることはできませんが、1つ1つ手仕事の工程で作られる吉野杉ぐい呑は、愛着を持って長く使い続けられる高品質なアイテムです。 これらの商品は愛知県にある京都アンテナショップの丸竹夷や、楽天、amazon(アマゾン)などのインターネット通販で購入可能です。 コップサイズでもお値段は1万円を超えますが、このクオリティなら納得するのではないでしょうか。 職人の手による高クオリティの伝統工芸品吉野杉ぐい呑み紹介まとめ 動画でご紹介した京都紫野の桶屋近藤は、高級感のある美しい伝統工芸品を作り続ける工房です。 ぜひこちらの動画で職人技・神業・凄技を堪能してください。 日本の職人が伝統の技法で作り上げるハイクオリティな吉野杉ぐい呑を手に入れれば、絶品の日本酒をもっとおいしくいただけることでしょう。 【公式ホームページ】京都の桶屋近藤 - Jimdo https://oke-kondo.jimdo.com/ -
動画記事 9:42
まさに職人技!江戸箒(江戸ほうき)の作業工程は一瞬たりとも目が離せない!10年は使える東京の名品はこうやって生まれていた!
伝統工芸 日本人・著名人- 326 回再生
- YouTube
江戸箒(江戸ほうき)職人の作業工程紹介について こちらは「edocore4117」の制作した、江戸川区指定文化財に認定された日本伝統の箒(ほうき)職人・新井ほうき店の新井克己さんの江戸箒(江戸ほうき)の作業工程を紹介した動画です。 江戸から伝わる伝統工芸として新井克己さん自身は二代目になり、60年もの間この江戸箒を作り続けています。 現在、東京において、箒職人(ほうき職人)は、この新井克己さんと江戸箒老舗 白木屋傳兵衛の職人の二人しかおらず、数少ない江戸箒の伝統工芸文化を現代に伝える人物と言えます。 動画では黙々と作業する箒職人の新井克己さんが紹介されています。 その手仕事・職人技は目を見張るものがあります。 古くから受け継がれた伝統を守る職人の技を是非ご覧ください 江戸箒とは(江戸ほうきとは) 画像引用 :YouTube screenshot 江戸箒の歴史・起源は古く、天保元年(1830年)創業の白木屋中村傳兵衛商店がホウキモロコシと呼ばれるイネ科の植物を原料に、江戸後期に作られたのが始まりと言われています。 江戸の江戸箒職人(江戸ほうき職人)たちはより軽く、しなやかに使いやすく改良していきました。 箒(ほうき)は屋外を履く「庭箒」と、屋内を掃く「座敷箒」の大きく2種類に分けられます。 昔の日本の暮らしでは、どちらの箒も一家に一本は必ずある必需品でした。 東京江戸川区周辺だけでも40、50軒も箒屋がありましたが、掃除機の普及や和室の減少により現在のように衰退していきました。 約200年と続く、歴史的伝統工芸の文化は新井克己さんのもとへと受け継がれています。 江戸箒の作り方は?作業工程は? では、この動画もメインとなっている江戸箒の製作工程についてご紹介します。 まずは、材料となる国産のホウキモロコシをほうき職人が上草と並草に選別します。 この選別作業が仕上がりに大きく影響することから、非常に時間をかけて行われます。 その後はホウキモロコシを水につけ穂先を柔らかくします。 茎には麻の糸を巻き、皮穂を周りにキツく縛っていくという工程を踏みます。 画像引用 :YouTube screenshot まずは、選別したほうき草を一定の量で束ね、それを複数用意します。 それを串に通して固定し、編み上げます。 こちらは動画の0:21よりご覧になれます。 ほうき草は一本一本が太さ・風合いも異なるため、それらを職人が自らの手の感覚で選別して、このように編み上げていくのです。 動画を見ると一見簡単そうに見えるかもしれませんが、職人にしかできない作業なのです。 編み上げが終わると、長柄を付けてます。 こちらは動画の4:55よりご覧になれます。 外れることの無いようにしっかりと結び、時にはハンマーで叩きながら調整していきます。動画の5:54をご覧ください。 紐と針金の巻き付け作業は非常に力がいる工程だと映像からもわかります。 これら全ては江戸箒職人(江戸ほうき職人)の手作業で行い、串型と呼ばれる装飾も手編みで行います。 作業工程の全てで伝統工芸の文化を受け継ぐ匠の技が光ります。 江戸箒職人(江戸ほうき職人)としての考え 江戸箒の製作には体力が必要になり、大変な力仕事になります。 「江戸箒職人(江戸ほうき職人)」という立場について新井克己さんは「なかなか難しい。箒職人と言われているけど、自分じゃなかなか職人とは思っていない。」と考えているそうです。 箒(ほうき)にとって逆風の時代 写真:ルンバ 昭和40年代には電気掃除機が普及し始め、現在ではルンバなどの自動掃除機が登場しました。 これらは箒という伝統工芸文化においては非常に逆風な時代と言えます。 しかし、近年では江戸箒をギフトやプレゼント・海外へのお土産として贈られることも多く、江戸箒職人(江戸ほうき職人)の箒であることの商品価値が芸術品・美術品と言われるほど高まっています。 江戸箒職人(江戸ほうき職人)紹介まとめ 掃除機がある現代でわざわざ伝統工芸文化の江戸箒を使うメリットは何でしょうか。 それは、第一に静かであること。 第二に畳や隙間などの汚れに強いこと。 第三に江戸から続く文化を感じられることです。 伝統工芸でもあり、10年は使い続けることのできる江戸箒が見直されているのです。 この動画をご覧になって江戸箒が気になった方はamazon(アマゾン)や楽天などのインターネット通販でも購入可能となっていますので、お探しになられてはいかがでしょうか。 江戸長柄箒・おてがる箒・棕櫚箒(しゅろほうき)・不精箒などの種類があり、数千円から数万円の価格で取り扱っています。 皆さんも江戸文化から使わる伝統工芸「江戸箒」を使ってみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 16:32
職人による精巧な絵付けの技法がすごい!日本に古くから伝わる石川県の伝統工芸品「九谷焼」の染め付け文化ってどんなもの?美しい九谷焼の購入方法もご紹介!
伝統工芸 歴史- 125 回再生
- YouTube
日本の伝統工芸「九谷焼」の染め付けを撮影した動画をご紹介! こちらは「日本の伝統工芸品・九谷焼の染め付け」の紹介をする動画です。 九谷焼は石川県金沢市周辺で江戸時代頃から作られているという、起源の古い焼き物です。この当時に作られたものは古九谷焼と言われています。 現在では石川県小松市、加賀市、能美市が九谷焼の産地として有名です。 動画で作られているのは、日本を代表する九谷焼の窯元である上出長右衛門の作品。 ほんの1分ほどの動画ですが、日本の伝統技術である陶器の染め付けの技法の美しさや、職人の手際の良い工程が余すことなく表現されています。 伝統工芸品「九谷焼」の作り方や染め付けの文化とは? 画像引用 :YouTube screenshot 日本文化を感じさせてくれる九谷焼の染め付けには、酸化コバルトと呼ばれる特徴的な液体材料を使います。 芸術品のような九谷焼は、動画にあるような筆を自在に操って、精密な文様を描いていくという匠の技で生産されています。 原料となる茶色っぽい酸化コバルトで九谷焼の陶器に模様を描き、そののちに窯で陶器を本焼きします。 すると、茶色い酸化コバルトで描いた模様は本焼き後に青っぽい美しい色に変化するのです。九谷五彩といわれる、緑・黄・紫・紺青・赤で絵付けされたスタイルは、色絵 (五彩手)と呼ばれています。 動画で紹介されている「九谷焼」の作品はどこで手に入る? 有名な職人や作家が絵付けをした伝統工芸品の九谷焼は、美術品のような完成度なので、かなりの高額で販売されることもあります。 しかし、中にはお手頃のお値段で購入できる九谷焼の作品もありますよ。 伝統工芸である九谷焼の食器は、金沢の美術館や磁器・陶器市などで見学、購入が可能です。 日本伝統文化を感じさせてくれる九谷焼の茶碗や豆皿、小皿、湯呑み、猪口、花瓶、急須といった種類の作品を購入し、日々の生活に取り入れてみましょう。これらの商品は楽天やamazon(アマゾン)などのインターネット通販でも購入可能です。 また、九谷焼の絵付けを体験できる工房に行くのもおすすめです。深い歴史をもつ上質な陶器を食卓に用意すれば、日本の伝統文化をより深く感じることができますね。 伝統工芸品「九谷焼」の染め付け動画まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 動画からも分かる通り、伝統工芸品である九谷焼は1つ1つ職人の手仕事によって染め付けられています。 日本の伝統工芸である九谷焼の文化は、職人の精密な染め付け技法によって伝承されてきました。 ぜひもう一度動画をチェックし、日本の伝統工芸として名高い九谷焼の見事な染め付けの技法の美しさを堪能してみてくださいね。 -
動画記事 4:25
これぞ繊細な手技の極意!東京の伝統工芸の真髄、「江戸木目込人形」の魅力を動画で堪能しよう!
伝統工芸- 48 回再生
- YouTube
江戸の文化の象徴としての江戸木目込人形を動画で存分に堪能! こちらの動画は「伝統工芸 青山スクエア」が公開した「手技TEWAZA「江戸木目込人形」EDO KIMEKOMI NINGYO Kimekomi Dolls/伝統工芸 青山スクエア traditional crafts Aoyama Square」です。 日本独自の伝統工芸で、まさに江戸の文化の象徴ともいえるのが動画で紹介されている「江戸木目込人形」。 日本の職人ならではの文字通り「きめ細かい」丹念な作業で造り上げられる見事な人形です。 日本の、歴史ある芸術品の制作工程がこの動画で紹介されています。 「原型づくり→かま詰め→木地ごしらえ→筋彫り→木目込み→面相描き→仕上げ」という江戸木目込人形の作業手順動画は必見ですよ。 手造りの伝統的技法で職人の魂が込められた人形 江戸木目込人形とは、日本の江戸時代にその制作技法が確立された和服を着た木製の木目込手造り人形です。 和紙を筆頭に、日本の伝統工芸は日本にしかない技術が職人に代々受け継がれてきた伝統的技法があり、江戸で確立した木目込み人形もその代表格の文化財。 江戸木目込人形には、ひな人形・五月人形・親王飾り・招き猫などの種類があり、その小さな人形に日本伝統の文化の粋が凝縮されています。 全ての工程が熟練の職人による手仕事で、しかも特殊な技法によって作られるのが江戸木目込人形の特徴。 そして、その作り方そのものに、日本の伝統工芸と手造りの文化を大切にする職人の魂が込められているといってもよいでしょう。 江戸木目込人形の老舗としては、塚田工房・一秀・柿沼人形などの工房が有名で、塚田工房には施設内に江戸木目込人形の博物館が併設されており、人形の実物だけでなく、材料や原料の見学と共に制作を体験するができるのが嬉しいですね。 外国人も感激!日本伝統の美しい芸術品 江戸木目込人形の別称は賀茂人形または賀茂川人形。 起源は江戸時代初期の元文4年(1739年)に京都の上賀茂神社に奉納された人形といわれています。 京都から始まった人形造りの伝統文化が江戸に伝わり、今ではすっかり華やかな江戸の文化を象徴する人形として親しまれているのです。 全てが手造りの作品なので大量に生産することができず、それゆえに希少な日本文化を伝承した美術品として、あるいは日本にしかない美しい芸術品として、さらには匠の技を示す逸品として、近年外国人観光客からの人気も急激に高まっています。 ギフトにプレゼントに最適!小さな人形に込められた日本文化の紹介まとめ 日本の伝統工芸と日本独自の文化が詰まった可愛らしい小さな人形に込められた江戸木目込人形は、誰もが思わず笑顔になる伝統的工の芸美術品です。 誕生日のギフトに、記念日のプレゼントに、そして観光のお土産にとこれほど喜ばれる商品も少ないでしょう。 動画をご覧になり、江戸木目込人形の魅力にじっくりと触れてください。 -
動画記事 6:41
伝統的な舞台芸術である人形浄瑠璃の世界を支える木偶(でこ)の魅力を探る!人形師の手仕事によって作られる美術品のような美しい作品の貴重な制作工程を知る!
伝統工芸 伝統文化- 135 回再生
- YouTube
日本の伝統文化、人形浄瑠璃とは こちらは「浄瑠璃街道」が公開した日本の伝統文化、人形浄瑠璃の紹介動画「人形浄瑠璃を支える徳島の木偶 Footprints of the Puppets “AWA DEKO”」です。 人形浄瑠璃というのは3人の人形遣いと語りべの太夫、そして三味線とで物語を演じる人形劇のこと。 ここでは、伝統的な舞台芸術である人形浄瑠璃の世界を支える木偶(でこ)の魅力についてご紹介します。 日本の伝統芸能、人形浄瑠璃の歴史 画像引用 :YouTube screenshot 阿波人形浄瑠璃は、徳島県に古くから伝わる日本伝統芸能です。 江戸時代に大阪で大衆演芸として生まれた人形浄瑠璃は、太夫と三味線、そして人形が三位一体で作り上げる総合芸術です。 大衆演芸として楽しまれるだけでなく、人形浄瑠璃は文楽のように高い芸術性をもって公演されたり、神事として奉納されたりすることも多いものです。 人形浄瑠璃の木偶を作る職人の技法とは 画像引用 :YouTube screenshot 人形浄瑠璃に使われている人形のことを木偶と呼びますが、木偶の頭は現在ほとんどが阿波の人形師による手仕事で作られています。 木偶の作りはとても精巧で、まさに匠の技と呼ぶべき仕上がりです。 阿波木偶は人形浄瑠璃に使われる人形の中でも大きめなので、軽くするために作品の材料には桐が使われます。 人形は頭の中のからくりで表情やしぐさを操作する仕掛けになっており、一体の人形を作り上げるためには職人の精巧な技術が必要不可欠です。 動画では1:04より阿波人形師の人形洋(甘利洋一郎)さんによる制作工程がご覧になることができます。 桐の木を丁寧に彫刻刀で顔を削り、2:02からご覧になれるように耳の前で二つに切り、中にからくり(仕掛け)を入れるのです。 このからくりにより眉や目を動かすことができます。 日本の伝統芸能、人形浄瑠璃を深く知るには? 画像引用 :YouTube screenshot 徳島県内には、日本の人形浄瑠璃の歴史や文化を知ることができる人形浄瑠璃芝居資料館があります。 資料館では木偶の種類や材料、具体的な作り方、制作の技法や完成までの工程をご覧になることができます。 また、人形浄瑠璃の上演を間近で見られる徳島県立阿波十郎兵衛屋敷もおすすめです。冒頭の動画でご紹介したような人形浄瑠璃の演目を実際に見学して日本文化を感じたい方は、こういった施設を訪れてみましょう。 日本の伝統芸能、人形浄瑠璃紹介まとめ 画像引用 :YouTube screenshot 日本伝統芸能として愛される人形浄瑠璃には、精巧な木偶を作る職人の存在が欠かせません。 時代を越えて愛される伝統芸能、人形浄瑠璃の芸術品のような文化をぜひ堪能してみてくださいね。 -
動画記事 9:35
美しい女性職人が語る伝統工芸「染織」の魅力。数千年の歴史ある技術はどのように現代に受け継がれてきたのか?
伝統工芸- 225 回再生
- YouTube
日本の伝統工芸・染織とは? 画像引用 :YouTube screenshot この動画は「ANA Global Channel」の制作した、染織家の吉岡更紗さんのインタビュー動画「Artisan of traditional dyeing/Interview - IS JAPAN COOL? CRAFTSMANSHIP(染織家)」です。 「染織(せんしょく)」とは、中国、インド、ローマ、ギリシャなどで紀元前数千年前に生まれ、西暦3世紀ごろに日本に伝わった歴史を持つ日本の伝統工芸です。 今回の動画の、2:35よりご覧になれるように、平安時代には、万葉集などに既に染織技術を記録した文献の延喜式(えんぎしき)が残っていることが紹介されています。 その文献には染織に用いられる原料や成分、分量などが細かに記録されています。 着物や帯、染物技術、染織家は国宝や無形文化財にも指定されているので、伝統工芸品であり、伝統文化としても重要な日本の宝です。 この動画では、そんな日本の伝統工芸である染織の歴史や、こだわりを女性染織家の吉岡更紗さんが語ります。 職人技も随所でご覧になることができます。 染織家が織りなす魔術のような模様 画像引用 :YouTube screenshot 染織には、先に糸を染めてから織る「先染め」、先に布地を織った後に染める「後染め」という種類に大別されます。 先染めで代表的な伝統工芸品は、結城紬や西陣織、錦織などです。 一方の後染めは京友禅や加賀友禅など雅で華やか、絵画のような染色が特徴です。 技術的には、先に糸を染めて織りながら柄を付けていく「先染め」の方が高度な技術が求められるとされていて、反物の値段も高価です。 染織の原料や染め方について 色を付ける際に使われる染料には、主に植物の根っこ、木の皮、実が用いられます。 「育つのが難しい植物は、専門の農家と契約している」と、女性染織家の吉岡更紗さんは動画の2:08より語っています。 植物性染織の代表的なものに、藍染が有りますが、藍には虫除けや殺菌効果が高いことから、染織された布を使って虫刺されや病気から身を防いでいたのではないかと考えられています。 生活の知恵から生まれたのが染織技術であり、それを受け継いでいるのが染織家なのです。 染織家の役割と繊細な職人技 画像引用 :YouTube screenshot 平安時代といえば、皇族や貴族の華やかな宮中絵巻を想像します。 この身分の高い人たちが着ている、着物や帯も染織家たちの仕事なので、当時染織職人の地位は非常に高いものであったと言われています。 今でも宮中行事で使われる、天皇皇后両陛下がお召しになる着物は、伝統的な染織技術で作られています。 こうした装束や、十二単は染織家の職人技によって初めて実現されるもので、その繊細なタッチを機械で再現することは不可能と言われています。 日本では明治時代に近代的な自動機織り機が輸入され、絹織物が国の重要産業に指定されました。 重工業では欧米列強にかなわない日本が、列強の仲間入りをするための外貨獲得にも、染織家たちの職人技が必要だったのです。 受け継がれていく染織家たちの職人技 今では手間暇のかかる染織は、担い手が少なくなりつつありますが、日本古来の伝統工芸を後世にも伝えたいという思いが集まり、大学やデザイン専門学校でも染織の技術を教えるところが増えています。 職人に直接弟子入りをして、染織家を目指すという人も少しずつですが増加しています。 着物や帯、手ぬぐいなどの繊維製品は海外へのお土産としても人気が高く、染織家たちの活躍の場が増えていけば、後世にこの日本の伝統工芸を伝えていくことが可能になります。 伝統工芸品としてだけでなく学術的にも貴重な染織技術 写真:染物 染織家には一見、水や植物、泥などにまみれ、夏は汗水を垂らし、冬は凍えながら手作業で紡がれているようなイメージがありますが、布地や糸に色を染めるというのは、高度に発達した科学技術の結晶でもあるのです。 動画でも紹介しているように、材料の色からは想像できない鮮やかな色が作り出せるのは、植物とそれに掛け合わせる触媒(土にふくまれている鉱物やその他の植物の成分など)が、化学反応を起こした結果得られるものです。 この最終的な発色を職人は想像しながら染めていきます。 「目指す色は初めから決まっていて、そこに近づけていくのが経験と感覚で判断し作業する」と動画の7:05より、女性染織家の吉岡更紗さんは語ります。 クライアントが望む色に近づけるために、染織家たちは職人としての英知を全て使い、魔術師のように布地を芸術品へと仕上げていきます。 染師として、オーダーのあった色を忠実に綺麗に出すことが、大きな使命であると7:47に語っています。 女性染織家の吉岡更紗さんは絹、麻、綿の布と糸だけでなく、和紙も染色し、奈良にある東大寺に納めていることが動画の5:58からもわかります。 日本の伝統工芸の染織紹介まとめ 今回の動画で紹介している女性染織家は、京都に染色工房を持つ「染司よしおか」の職人さんです。 この工房では、伝統工芸品としても染織にこだわり、古来からの手作業で化学染料を使わず、植物のみで染織を行います。 地下100mから汲み上げられる伏見の清水で植物を煎じて作る染料で、染められた布地は単色でも微妙な濃淡が生まれ、美術品というべき美しさを湛えています。 この記事では、動画の女性染織家の吉岡更紗さんへのインタビューを元に、歴史や染め方・生産方法、起源や原料について紹介させていただきました。 この記事では紹介しきれなかった、女性染織家の吉岡更紗さんの染織へこだわりは動画でたくさん紹介されています。 日本が誇る伝統工芸の染織品はamazon(アマゾン)や楽天のインターネット通販でも販売されています。 実際に工芸品を手に取り、そこから職人技の奥深さを実感し、日本文化の歴史の多様さを楽しんでみてはいかがでしょうか? 【公式ホームページ】染司よしおか https://www.textiles-yoshioka.com/ -
動画記事 4:55
秋田県の伝統工芸「秋田杉桶樽」は芸術品のような美しさ!制作工程を美麗な動画でご紹介!日本の歴史と文化が息づく匠の技に驚きの連続。
伝統工芸- 285 回再生
- YouTube
日本伝統工芸の秋田杉桶樽とは? 今回は秋田県の伝統工芸「秋田杉桶樽」の製造過程をご紹介します。 秋田杉を素材とした工芸品作りの起源は江戸時代よりも古く、長い時間を経て確立された職人技と伝統文化です。 動画でご覧になれるように秋田杉桶樽は日用品でありながら芸術品のような作品です。 画像引用 :YouTube screenshot 雪深い秋田では冬の産業が乏しいため、木材加工技術の文化が発達し、曲げわっぱや秋田杉桶樽に代表される生活道具が作られるようになり、高品質と見た目の美しさから観光土産としても人気を博するようになりました。 今では種類も増え、杉桶だけでなく菓子器、花器、銚子樽、ジョッキ、すし桶、風呂桶、傘立て、おひつ、酒樽など様々な種類がネット通販などを通じて販売されています。 完成した商品は動画の4:00よりご覧になることができます。 この動画ではそんな人気の伝統工芸品「秋田杉桶樽」の製造工程がご覧になれます。 普段なかなか見ることの出来ない貴重な映像となっています。 日本の伝統工芸であり文化的美術品としての価値も高い原料・秋田杉とは? 画像引用 :YouTube screenshot 日本の伝統工芸「秋田杉桶樽」の職人による熟練の製造工程が撮影されたのは秋田県大館市にある工房です。 動画の1:03頃、職人さんも言うように秋田杉は色がよく、匂いも柔らかい上に吸湿性と断熱性のバランスが良く、食材を保存する容器や生活用品を作るのに最適な原料と言えます。 日本の豊かな森林は雪深い秋田にも独自の生産文化を開花かさせたのです。 日本の伝統工芸「秋田杉桶樽」の作り方 画像引用 :YouTube screenshot 1、小割り(動画0:44〜) 丸太を適当な大きさに切って、乾燥させた材料を職人が道具を使って大雑把に割っていきます。 この小割りと呼ばれる工程はとても重要で、この工程で完成品の大きさが決まります。 画像引用 :YouTube screenshot 2、銑がけ(動画1:15〜) この工程では小割りにした秋田杉を削って、厚みを統一していきます。 板を削る道具が「銑」(読み方は「ずく」)と言われています。 伝統工芸の日本刀作りから流用された技術です。 画像引用 :YouTube screenshot 3、正直突き(動画1:41〜) 板どおしが隙間なくぴったりと合わさるようにかんなをかけて厚さを均一にする非常に重要な作業です。 13〜14ある作業工程の中でも最重要な工程であり、手先だけの微妙な感覚だけが頼りになる繊細な手技です。 日本の高度に発達した匠の技と伝統工芸の片鱗を垣間見れる瞬間です。 画像引用 :YouTube screenshot 4、くれ立て(動画2:05〜) 秋田杉桶樽は水を入れて使う生活用品が多いので、板を合わせるのに鉄の釘をつかってしまうと錆びてダメになるので竹釘を使用します。 そして金属製のたがで締め、かんな仕上げで表面と内側をなめらかにしていきます。 金属のたがは板を締めたら外します。 画像引用 :YouTube screenshot 5、たがかけ(動画3:11〜) 底板をはめるための溝を掘ったら、樹皮で作った「たが」をかける「たがかけ」をして、さらに板同士をしっかりと締めます。 画像引用 :YouTube screenshot 6、底入れ(動画3:30〜) 最後は底板を微調整しながらはめ、かんなとヤスリでさらに隙間をなくし、手触りをなめらかにします。 この妥協のない日本の職人文化というのは世界に誇れる文化だと思いませんか? 日本の伝統工芸「秋田杉桶樽」の製造工程紹介動画のまとめ いかがだったでしょうか? 全行程において伝統工芸と称されるのも納得の熟練した職人さんの丁寧な手仕事を堪能いただけた動画だったのではないでしょうか? 丸太から板を切り出す時は木目の現れ方によって「柾目板」と「板目板」に分類されますが、見た目の美しさと実用性を考えて、「秋田杉桶樽」は仕上げられていきます。 2019年は秋田城遺跡の側にある秋田大学で協同組合主催の「秋田杉桶樽サミット」が開催され多くの人が秋田杉桶樽の魅力と職人の技法を体験しました。 日本の職人文化と伝統工芸の奥深さを体現した「秋田杉桶樽」の逸品をあなたも手にしてみませんか? 【公式ホームページ】伝統工芸青山スクエア https://kougeihin.jp/ -
動画記事 1:59
可愛らしい風貌は海外のお土産やコレクションとしても大人気の「こけし」。日本に古くから伝わる宮城県の伝統工芸品を愛する強面の職人が語るこけしへの愛。
伝統工芸- 157 回再生
- Vimeo
宮城伝統こけし紹介動画について こちらの動画は「東北STANDARD」の制作した、東北に古くから伝わる伝統工芸品「宮城伝統こけし」を紹介した「東北STANDARD 07 宮城県 仙台こけし」です。 宮城伝統こけしの歴史、起源は古く、江戸時代の中期以降に東北地方の温泉地のお土産として生まれました。 宮城県内には、鳴子こけし(なるここけし)、作並こけし(さくなみこけし)、遠刈田こけし(とおがつたこけし)、弥治郎こけし(やじろうこけし)、肘折こけし(ひじおりこけし)の5つ種類の伝統こけしがあり、製作者により形や描かれる彩色が異なります。 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている、宮城県仙台市秋保温泉にある「秋保工芸の里」のこけし工房「玩愚庵」のこけし工人・鈴木明さんは、明治時代のこけし職人「高橋胞吉(たかはしえなきち)」の制作した「胞吉こけし(えなきちこけし)」の復元に取り組んでいます。 インタビューでは、鈴木明さんの作るこけしの特徴や、受け継がれてきた伝統について語っています。 昔から変わらぬ、日本伝統文化をこの動画で堪能してください。 仙台こけしとは 写真:こけし こけしとは、一般的には球形の頭と円柱の胴のシンプルな形の木製の人気の玩具で、女の子の人形遊びや、おままごとの道具として使用され販売されている為、胴体部分は子供でも握りやすい形状に作られています。 こけしの語源のひとつとして言われているのが、“こふけし”という鳴子周辺での呼び名です。 こけしには地域によっては、「きぼこ」「でく」「こげす」「ほうこ」など様々な呼び名があり、こけしにも「木偶子、木形子、木芥子、木削子、小笥子」など多くの当て字がありました。 昭和15年(1940年)に開催された、東京こけし会総会「第一回現地の集まり・鳴子大会」で研究家や工人たちが議論の末、“こけし”との名前で統一されました。 画像引用 :vimeo screenshot この動画でご覧になれる鈴木明さんの作るこけしは「作並こけし」で、その中の「仙台こけし」に分類されています。 インタビューの0:33から語られているように、仙台こけしの特徴は胴体の下部が持ちやすいように、くびれており、赤と黒のシンプルな色使いです。 先代から伝わる伝統的な形をこけしの他に、鈴木明さんは動画の0:57から紹介されている「百想こけし」などの可愛らしいこけしを作り分けています。 古くから伝わる伝統の技法、技術で作られる当時から変わらぬ形状のものから、現代の文化に合わせた形状と、時代に合わせて幾つもの作品が作られています。 こけしの作り方 こけしは、主にミズキやイタヤカエデの木が原料・材料として、職人の手仕事による匠の技で作られます。 生産工程1 玉切り、木取り 乾燥した木材適度な寸法に整えることを玉きり、こけしを作るために適した形に製材することを木取りと言います。 のこぎりなどで木を切り、角を落としたりして円筒形にし、こけしの原型を作ります。 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程2 木地挽き(動画 0:14~) 頭の部分と、胴体の部分をろくろに取りつけ、それぞれカンナで削ります。 生産工程3 仕上げ挽き 木地挽きである程度の形に削られたら、バンカキという仕上げ用のカンナで削って形を整えます。 続いて、サンドペーパーでさらにきめ細かく、なめらかに仕上げます 画像引用 :vimeo screenshot 生産工程4 絵付け(動画 0:41~) ろくろを回しながら胴体に線を書いたり、顔を丁寧に書いていきます。 生産工程5 完成 頭に穴を開けて、胴体と繋げます。 その他のこけし情報紹介 写真:こけしの絵付け体験をする子供 鳴子こけしの産地の鳴子温泉では、日本各地の伝統こけしが勢ぞろいする「全国こけし祭り」が開催され、フェスティバルパレードや、こけしの制作実演展示即売会が行われます。 また宮城県仙台の「こけしのしまぬき」では、東北地方の様々な民芸品、工芸品を取り扱っており、こけしの絵付け体験もあります。 伝統のこけしを缶に詰めた「こけし缶」や、災害に備え胴体が光る「明かりこけし」など様々なこけしグッズが販売されています。 「こけしのしまぬき」で取り扱っている商品は、オンラインショップ(通販)での購入も可能です。 他にも人気のこけしグッズは、紙製のご当地こけしクリップや、マスキングテープ、こけしキーホルダー、お菓子のこけしボーロがあります。 また、宮城県の方言を話すユニークなキャラクター「仙台弁こけし」も人気で切手やLINEスタンプも販売されています。 「仙台弁こけし」の巾着は女優の石原さとみさんが使用していることで注目を浴びました。 仙台こけし紹介動画まとめ 画像引用 :vimeo screenshot 鈴木明さんはインタビューの1:24より、「昔からのものをただ受け継ぐだけでは、伝統を守れない。 どんどん新しいものに挑戦して伝統を守る」と語っています。 子どもの玩具としての古くから親しまれてきたこけしですが、現在では、芸術品、美術品として海外へのお土産や収集品としても人気があります。 この記事と動画をご覧になって、東北こけしに興味を持たれた方は、鳴子町にこけしの博物館「日本こけし館」があります。 こちらに訪れてみるのもおすすめです。 この動画でインタビューに答えている鈴木明さんは一見強面の風貌ですが、こけしへの愛情が約2分の中にたっぷり詰まっています。 きっとこの動画を見終わった時、あなたもこけしの虜になっているでしょう。 秋保工芸の里 玩愚庵こけし屋 http://www.city.sendai.jp/kankokikaku/akiukoge/koge/ganguan.html -
動画記事 2:35
真っ赤な彩色が印象的な会津張り子の赤べこは400年の歴史ある民芸品。誰もが知っている福島県会津の工芸品には、職人のこだわりがたっぷりと詰まっていた!
伝統工芸 日本人・著名人- 351 回再生
- Vimeo
福島県会津の伝統工芸品・会津張り子とは こちらの動画は「東北STANDARD」が制作した、赤べこ発祥の町の会津が誇る伝統工芸品「会津張り子(会津張子)」の職人を紹介した動画「TOHOKU STANDARD 03 FUKUSHIMA PREFECTURE AIZU HARIKO」です。 会津張り子の歴史・起源は古く、今から約400年前の戦国時代に、豊臣秀吉に仕えていた東北地方の福島県会津の領主「蒲生氏郷公(がもううじさと)」が、京都から人形師を招き、下級武士たちに技術を取得させて、庶民の産業振興の糧にした日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品です。 会津若松駅前には、巨大な赤べこが飾られているほど、地元に根付いた伝統工芸品・郷土玩具・民芸品となっています。 会津で赤べこが親しまれているのは、約1200年前に建造された日本三大虚空蔵尊の一つ、圓藏寺に伝わる赤毛の牛の群れが、本堂再建の手伝いをしたという「赤べこ伝説」が語り継がれている為、と言われています。 この動画では、そんな会津張り子(会津張子)の二人の職人が、会津張り子の歴史や伝統、こだわりについて語っています。 真っ赤な会津張り子の美しさは、まさにアートとも言える芸術品!動画でその会津張り子の美しさ堪能してください。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子職人が語る伝統工芸品へのこだわり 画像引用 :vimeo screenshot 張り子(張子)とは、竹や木などで組んだ枠に紙などを張りつけ成型するもので「はりぼて」とも言われています。 日本の有名なお祭り「ねぶた祭り」の山車燈籠もこの技法で作られています。 張り子の技術は2世紀に中国で始まり、アジアなど各国に伝わったと言われています。 この張り子の民芸品・郷土玩具は日本全国にあり、岩手県の「六原張り子」、宮城県の「首振り仙台張子」、福島県の「三春張子」「犬張り子」、山形県の「山形張子」、栃木県の「黄鮒」、群馬県の「高崎招き猫」、埼玉県の「川越だるま」、東京都の「江戸犬張子」、静岡県の「浜松張子」、富山県「紙塑人形」、兵庫県の「神戸須磨張り子」、岡山県の「道楽かん工房」、広島県の「宮島張り子」、香川県の「高松宮内張子」、高知県の「張子鯨車」、高知県の「土佐和紙漆喰張り子」、沖縄県の「琉球張子」があります。 会津張り子は真っ赤な彩色が特徴的で、主に子育て、開運、商売繁盛、五穀豊穣を祈願して作られています。 この動画でインタビューに答える二人の会津張り子職人は、赤べこの販売店「野沢民芸」の作家「豊琳」さんと、その娘さんの「早川美奈子」さんで、親子二代に渡って会津張り子を作っています。 「会津張り子の赤べこ職人は昔は30人ほどいたが、どれも形が違い、一貫したこだわりで50年同じ物を作ってきた」と、インタビュー動画の0:33より「豊琳」さんは語っています。 しかし、動画の1:48より、「早川美奈子」さんは「受け継がねばならない部分も必要だが、新しいものを取り入れて、いろいろな人に支持されて産業として生き残ることも大切」「時代の生活に合わせて変化してもいいが、本質的なものは残っていることが望ましい」と語ります。 伝統は守らなければいけないが、後継者不足や伝統の衰退など、現実的な問題で新しい風を吹き込まなければいけないという、職人の葛藤がインタビューからも伝わってきます。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の作り方・制作工程 画像引用 :vimeo screenshot この動画ではインタビューと共に、赤べこを作る様子も動画の0:31よりご覧になることができます。 この記事では一般的な赤べこ張り子の制作方法を紹介させていただきます。 全て手作業で行う職人技は見逃せない! 材料:紙、土、木、わら、竹など 1.木型の形を作り、その木型に和紙を何枚も糊で貼りつけて乾燥させます。(動画:0:31~) 2.糊が乾いたら、背や腹を小刀で切り開き、木型を取り出します。 3.木型を取り出したら、もう一度切った和紙を張り合わせ、特殊な塗料で下塗りをします。 4.赤い染料などで上塗りをして色をつけます。(動画:0:53~) 5.墨などを使い、模様をつけます。(動画:1:26~) 6.最後に頭部の取り付けをして完成です。(動画:1:45~) 動画の1:22でご覧になれる、ズラリと並ぶ完成した真っ赤な赤べこは圧巻です。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子・野沢民芸の取り扱い商品 画像引用 :vimeo screenshot この動画で紹介されている野沢民芸では、さまざま商品を取り扱っています。 動画の0:02より紹介されている、震災の復興を願い新しく作った色鮮やかな民芸品の「願い玉」、ねずみ・猪(イノシシ)などの十二支(じゅうにし)の動物を模した「干支張り子」は首振り招福など、様々な種類が毎年販売されます。 2018年の戌年には「ざるかぶり犬」が人気となりました。 ニワトリの中にひよこ、ひよこの中に卵の入った「マトリョーシカ」、ウェディングドレスとタキシードに身をつつんだ新郎新婦の「起き上がり小法師(こぼし)」の「ウェディングこぼし」、「会津天神」、震災復興で作られた、転がしても転がしても小さなカラダで元気に立ち上がる起き上がる小法師(こぼし)「復興丸、福枡」、そして定番の「赤べこ・福べこ・千両べこ」、「お面」「おかめ」「ひょっとこ」などがあります。 これらの商品はamazon(アマゾン)や楽天のインターネット通販でも購入可能です。 赤べこ発祥の町の柳津では、街のあちらこちらで「赤べこ」を見ることができます。「憩いの館 ほっとinやないづ」の館内にある専用スペースでは絵付け体験ができます。あなたのオリジナルの赤べこを作ってみてはいかがですか。 伝統工芸品・郷土玩具・民芸品の会津張り子の紹介まとめ 日本に古くから伝わる伝統工芸品・郷土玩具・民芸品には職人のこだわりや、次世代に受け継いでいくための葛藤がありました。 こちらの動画からは、普段私たちがなかなか知ることのできない、職人の思いが詰まっています。 そして、長い間愛されている工芸品は職人の神業、手技、凄技によって作られていることが動画からもおわかりになったのではないでしょうか。 これからもずっと、これらの日本の伝統工芸品・郷土玩具・民芸品が途切れることなく受け継がれていきますように・・・。 【公式ホームページ】野沢民芸 http://www.nozawa-mingei.com/index.html -
動画記事 2:45
日本有数の鯉のぼりの街・埼玉県加須市で作られる豪華絢爛な鯉のぼりの魅力を徹底解剖!日本伝統工芸の手がき鯉のぼりの制作工程は? 歴史は?
伝統工芸 伝統文化 日本人・著名人- 312 回再生
- YouTube
埼玉県加須市の日本伝統工芸・加須の鯉のぼりとは こちらの動画は「ChokotabiSaitama」が制作した埼玉県加須(かぞ)市の伝統工芸である手描き鯉のぼり(こいのぼり)を紹介する動画「加須の手がき鯉のぼり【埼玉県公式観光動画】」です。 日本では、5月5日の「端午の節句」(子どもの日)に鯉のぼりを飾って厄払いをし、男児の成長を祝います。 日本伝統工芸の鯉のぼり(こいのぼり)生産量日本一として有名な加須では、ダイナミックな手描き鯉のぼりの製造も行なわれています。 埼玉県加須市の鯉のぼりは市民が誇る特産品となっています。 この動画ではそんな埼玉県加須市の今では珍しくなった手描き鯉のぼり工房の製造工程を紹介しています。この工房では製造工程の見学もできます。 埼玉県加須市の日本伝統工芸・加須の手がき鯉のぼりの歴史 加須の鯉のぼりはもともと、明治時代初期に提灯や傘を作る職人が副業として制作していたものです。伝統的な手仕事による高品質な鯉のぼりは人気を集め、やがて加須は日本一の鯉のぼりの街となります。 鯉のぼりの街で長い間鯉のぼりを生産し続けたのは、加須市にある老舗鯉のぼり工房の橋本弥喜智商店の伝統工芸士である職人の橋本勝さん。 しかし、橋本弥喜智商店は2016年に109年の歴史に幕を閉じました。 埼玉県加須市の日本伝統工芸・加須の手がき鯉のぼりの生産工程 画像引用 :YouTube screenshot 1.裁断・縫製(動画0:32~) 手書き鯉のぼりを作るためにはまず材料になる生地を鯉のぼりの形に裁断し縫製します。 2.目廻し・めまわし(動画1:07~) 続いて特殊なコンパスで目の円を描く目廻しをします。 3.筋書き・すじがき(動画1:22~) 薄墨での筋書きは鱗の一枚一枚を丁寧に書きます。 4.薄墨・うすずみ(動画1:30~) 鱗に色付けをしていきます。目の色付けはもっとも気を抜くことの出来ない工程です。 5.金引き・きんびき(動画1:49~) 特殊な筆で仕上げとなります。 このような専門的な技法を活用した工程で仕上げていきます。職人の絶妙な匠の技によって、鯉のぼりの雄々しい表情や繊細な鱗が描かれていきます。 埼玉県加須市の日本伝統工芸・加須のジャンボ鯉のぼりを見てみよう 日本一の鯉のぼりの産地として有名な加須では、世界最大のジャンボ鯉のぼりも作られました。 その大きさはなんと100m。市民の手によって制作されたジャンボ鯉のぼりは、毎年5月に利根川の河川敷きで開催される加須市民平和祭(ジャンボこいのぼり遊泳)で披露されます。 繊細な手描きの工程によって制作された特徴的な巨大鯉のぼりが空を泳ぐ姿はとてもダイナミックなので、ぜひ見学してみましょう。 このイベントのメイン会場は「利根川河川敷緑地公園」となっており、周辺に駐車場も約4000台用意されていますが、お祭り開催時は大変混雑しますのでご注意ください。 動画ではこの日本最大の鯉のぼりではありませんが、青空の下を優雅に泳ぐ鯉のぼりが2:23より紹介されています。 様々な製造工程を経て作られた手がき鯉のぼりは、日本に古くから伝わる伝統工芸を動画からも感じることができます。 埼玉県加須市の日本伝統工芸・加須の手がき鯉のぼり紹介まとめ 写真:加須市の特産品 鯉のぼり ご紹介した動画からも分かるように、埼玉県加須市の特産品である手がき鯉のぼりは、まるで芸術品のような美しい出来栄えです。 動画のようにひとつひとつ職人の手により描かれた鯉のぼりはプリントとは違う味わいを感じることができるのではないでしょうか。 日本伝統工芸品の鯉のぼりは、毎年5月になると全国各地で見学できますよ。 日本に古くから伝わる文化でもある端午の節句に合わせてぜひさまざまな種類の鯉のぼりを見学したり、家に飾ってみてはいかがでしょうか。 -
動画記事 2:15
「玉虫塗」の美しい輝きはきっとあなたも虜になる!オリンピックのオフィシャル商品にもなった宮城県仙台市で生まれた漆器は海外からの観光客の気軽なお土産としても大人気!
伝統工芸- 51 回再生
- YouTube
仙台でつくられる宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」プロモーション動画について こちらは「TohokuKogei Showroom」が制作した、仙台でつくられる伝統工芸品「玉虫塗」の漆器のプロモーション動画「宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」」です。 2分ほどの動画ですので、「玉虫塗」の歴史と、作り方を手軽に確認したいという方におすすめです。 こちらの記事では、日本の東北地方・宮城県仙台市で作られる伝統工芸品「玉虫塗」の歴史と、魅力について動画に沿って詳しく説明します。 「玉虫塗」の商品は時代にあう、海外の方に喜ばれるようなデザインのものが揃っているのが特徴です。 2020年のオリンピックオフィシャル商品としても、「玉虫塗」の小物入れが紹介されています。 随所で手仕事による匠の技が見られる、日本が誇る伝統文化の美術品ともいえる「玉虫塗」の美しさをこの動画で堪能してください。 日本の伝統工芸品・玉虫塗とは?歴史を紹介 画像引用 :YouTube screenshot 日本の東北地方・宮城県仙台市でつくられる「玉虫塗」は、その名の通り「タマムシ」の羽根のように、光の加減で色合いが変化する美しい光沢が特徴の漆芸です。 動画の0:11からご覧になれる、蒔絵によって描かれた鳳凰はまさに芸術品の域です。 「玉虫塗」の起源は昭和7年(1932年)に仙台の国立工芸指導所で、「輸出用」に開発されたことに始まります。 この動画で紹介されている宮城県仙台市の「東北工芸製作所」は、昭和14年(1939年)に特許実施権を得て制作を続けています。 その後、昭和60年(1985年)には、宮城県の「伝統的工芸品」にも指定されました。 現代的なデザインの商品も多く、タンブラーやワイングラスなど、訪日観光客の日本のお土産としても人気のほか、宮城県仙台の特産品として、日本人の生活にもなじんできました。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の伝統的な作り方 画像引用 :YouTube screenshot 仙台でつくられる「玉虫塗」は、ほかの漆器同様に丁寧な下地づくりから始まります。 その後、何度も漆を塗っては研磨する作業を繰り返して、より滑らかな表面をつくります。 そして、伝統工芸「玉虫塗」ならではの工程は、「銀粉」を蒔き、赤や緑の鮮やかな染料「玉虫漆」を塗ります。 これによって、光の当たり具合によって微妙に色が変化して、独特な光沢を放つ伝統工芸品「玉虫塗」の漆器ができあがります。 動画では1:07から、職人が工房で銀粉をかけ磨きあげる様子、ワインレッドの漆が吹きかけられる制作過程が紹介されていますのでぜひご覧ください。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の価格や商品 画像引用 :YouTube screenshot 商品はお盆や花瓶、茶碗、オルゴールのほか、小ぶりでお土産にも喜ばれる手鏡やしおり、箸、ボールペン、万年筆など様々な種類が揃います。 完成した商品は1:57よりご覧になれます。 サイズの大きな金胎花瓶は8万円からですが、手鏡は1200円、箸は800円とちょっとしたプレゼントにもおすすめです。 2019年には、人気ゲームポケモンのキャラクター「ラプラス」とコラボグッズも販売されました。 こちらの動画で紹介されている「東北工芸製作所」は、宮城県仙台市青葉区にショールームがあり、定番の商品からガラス製品を加工した新商品まで直営販売されています。 同じく宮城県仙台市青葉区には「こけしのしまぬき本店」があり、玉虫塗を扱っています。 また、これらの商品は楽天やamazon(アマゾン)などのインターネット通販でも購入できます。 日本の伝統工芸品「玉虫塗」の魅力まとめ こちらの動画では、仙台の自然とともにある製作所の風景や、漆芸の生産工程や技法が見られます。 タマムシの羽根のように美しく輝く日本伝統工芸の漆器の世界にご興味のある方は、ぜひ「玉虫塗」の魅力を動画でご確認ください。 【公式ホームページ】東北工芸製作所 「玉虫塗総本舗」 http://www.t-kogei.co.jp/