日本の伝統工芸「盆栽」に関するインタビュー動画をご紹介!
こちらは、「ニッポン手仕事図鑑」による、盆栽職人の紹介動画です。
盆栽というのは、盆栽鉢や器に木や草、苔などを植えて楽しむという日本の伝統文化のこと。
芸術品や美術品のような盆栽を作り上げる伝統工芸職人は盆栽師と呼ばれます。
盆栽の起源は古く、平安時代頃から作られてきた歴史をもちます。
盆栽の知名度は高く、日本以外の地域でも「BONSAI」という言葉が知られているほどです。
この動画では盆栽の作り方、育て方や盆栽職人へのインタビューがご覧になれます。
日本の伝統的な文化をこの動画でご堪能ください。
日本伝統工芸品の盆栽とは?作り方や匠の技術をご紹介!
動画で紹介されているのは愛知県豊田市、吉祥園という工房の盆栽師である、職人の岡本吉光さん。
岡本さんは杜松(としょう)盆栽の作品の世界では名の知れた伝統工芸職人です。
伝統工芸の盆栽を美しく仕上げるためには、動画の2:07から紹介されている透かしや、針金などの材料を使った曲付け、塗料を使った塗りなどの技法が必要となります。
職人は、盆栽の手入れに動画の0:23から紹介されている特徴的な道具や工具をいくつも使います。
盆栽は自然のものなので、季節によっては保護などの対処をすることも重要です。
動画の3:30よりは盆栽の剪定前と剪定後を比べることができます。
盆栽師へのインタビュー
動画で紹介されている盆栽職人の岡本吉光さんは「努力には盆栽は報いてくれ、子供を育てていくのに似ている」と動画の3:40から語っています。
「盆栽は日本の伝統なので、この伝統を絶やしたくない。
若い人たちに盆栽の世界に入り、「侘び寂び」をわかるようになってもらえるとありがたい」、「盆栽道で自分の作風を表現する」と盆栽についての熱い思いも語られています。
動画で紹介されている、日本伝統工芸品の盆栽を楽しんでみよう!
写真:盆栽
日本では、伝統工芸の盆栽を「侘び寂び」を楽しむための趣味として取り入れる方も少なくありません。
入門用の安い植物から、樹齢が長く高額な鉢物まで盆栽の種類はさまざま。
同じ五葉松でも直幹や模様木、斜幹や吹き流しなどの樹形があります。
ほかに桜やもみじなどを盆栽として手入れする人もいます。
盆栽の魅力は剪定や手入れといった育て方によって表情が変わっていくという点にあります。
素材がもつ自然美と人の手によって作られる人工美が融合するのが、盆栽を作る喜びといえるのです。
日本の盆栽の紹介動画まとめ
盆栽は時代を超えて日本の広い世代に愛される伝統工芸です。
近年ではさいたま市の盆栽美術館に、多くの訪日外国人や若い世代が訪れ、人気タピオカ店では盆栽が乗った「盆栽タピオカミルクティー」が販売されるなど、注目を集めています。
盆栽というと「難しいのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、初心者でも気軽に始められるような盆栽も販売されています。
日本伝統工芸の盆栽に興味がある方は、ぜひじっくりと盆栽を育てる体験をしてみてはいかがでしょうか。
◆吉祥園 概要情報紹介◆
【住所】〒470-1219 愛知県豊田市畝部西町薮下3
【電話番号】0565-21-2713
【中部盆栽組合ホームページ】吉祥園
https://chububonsai.jimdofree.com/%E4%B8%89%E6%B2%B3%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%94%AF%E9%83%A8/%E5%B2%A1%E6%9C%AC/
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