世界に羽ばたく藍染め紹介動画について
こちらは「nippon.com」が公開した動画「昔ながらの藍染め体験 nippon.com」です。
動画で紹介されているのは日本で古くより受け継がれている伝統の染織技術「藍染め」。
日本文化やおしゃれなどに興味のある方の中には言葉だけでも聞いたことがあるかもしれません。
藍汁により藍色に染め上げられた着物などの衣服は色褪せにくく、多くの方の需要を満たしています。
海外ではJAPAN BLUEという愛称で呼ばれています。
こちらの記事では藍染め体験について取り上げた動画を紹介するので、是非一度チェックしてください。
藍染め体験の様子を紹介した動画
動画では藍染め体験の様子をご覧になることができ、藍染めに関するポイントを分かりやすくまとめられています。
動画で藍染体験を行っているのは徳島県の藍の館。
藍汁を使って一つの作品が出来上がるまでの過程を勉強することができます。
藍の館には藍に関する資料が展示されており、徳島県の人気観光スポットの一つです。
休館日は祝日を除く火曜日と12月28日~1月1日となっています。
藍染めとはそもそも何?
写真:藍染
藍染めはタデ科イヌタデ属の植物である藍を染料に用いた染め物を指します。
日本では、発酵させたタデ藍を用いて藍染めが作られます。
藍染めが最も盛んだったのが江戸時代。
特に動画でも紹介されている徳島県の藍染めが有名です。
徳島県には藍染めに関する施設がいくつも存在します。
浅葱色・縹色・勝色・留紺・薄藍と藍染めに用いられている藍色は多岐に渡るのも特徴の一つに挙げられます。
藍はポリフェノールが含まれており、サプリメントや青汁などの食品を製造する業者も多くあります。
藍染め関する徳島県の施設は?
写真:藍染工房
藍染めの関連施設は徳島県にいくつか存在し、藍染めの歴史などに触れる際は一度チェックしたいところ。
動画で紹介されている藍の館以外には以下の場所が挙げられます。
・藍染工芸館
・阿波の藍染しじら館
・古庄染工場
・技の館
徳島県徳島市にある藍染工芸館は阿波藍型染伝統技術保持者の香川卓美氏の工場展示場。
工房で藍染めが体験できるだけでなく、スカーフやTシャツなどが販売されています。
徳島県徳島市にある阿波の藍染しじら館は阿波しじら織の工場見学ができる施設。
こちらも藍染め体験を楽しむことができます。
徳島県徳島市にある古庄染工場は古庄紀治氏の工場で阿波藍染めができる様子を見学できます。
徳島県板野郡にある技の館は藍染めや阿波和三盆糖などを作る様子を見学できるだけでなく、体験制作が楽しめる施設。
藍染めが使用されている物
藍染め商品は手ぬぐいをはじめ、浴衣や財布、ストールにワンピース、マスクと多岐に渡ります。
工芸館などのショップや通販サイトで購入することが可能です。
動画の藍染め体験から学ぶ藍染の制作工程
藍染には藍汁を使用します。
動画の0:19からは布を巻いた割り箸にゴムで絞って模様部分を作る様子がご覧になれます。
続いて、その布を藍汁の中に60秒ほど付けます。
こちらは動画の1:53よりご覧になれます。
藍汁から取り出し60秒ほど空気に触れさすという作業を何回か繰り返し、生地に藍汁が十分に染まったら藍汁を洗い流し、アイロンを掛ければオリジナルのハンカチの出来上がりです。
完成品は動画の1:44よりご覧になれます。
藍染め紹介まとめ
写真:藍染
藍染めは日本の伝統文化の一つで長い歴史があります。
こちらの記事でご紹介したように徳島県には藍染めの関連施設がいくつもあるので、気になる方は開館時間などの情報を収集し、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
実際に現地に足を運べない方は、動画で藍染め体験の雰囲気を味わってくださいね。
【公式ホームページ】藍の館 | 藍住町
https://www.town.aizumi.lg.jp/ainoyakata/
【トリップアドバイザー】藍の館
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1121420-d3531647-Reviews-Ai_no_Yakata-Aizumi_cho_Itano_gun_Tokushima_Prefecture_Shikoku.html
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