春花園 BONSAI美術館とは?
今回は「東京都 Tokyo Metropolitan Government」が公開した動画「Made in Tokyo 『春花園 BONSAI美術館』をご紹介します。
日本での盆栽は老後の趣味のような感じで捉えられていますが、海外では日本を代表するネイチャーアートとして高い人気を誇っています。
今回取り上げられた「春花園BONSAI美術館」は創設者・盆栽作家の小林國雄さんが江戸川区に個人で開いた日本初の盆栽美術館です。
今や「BONSAI」として海外でも通じる和のアートを動画でじっくりとお楽しみください。
なぜ盆栽は海外で人気があるのか?
写真:盆栽
盆栽は日本では伝統文化ですがどちらかと言えば「地味」なイメージですよね・・・。
しかし、現在ヨーロッパをはじめとして海外では盆栽の芸術性の高さが話題となり、クールジャパンの代名詞的な存在になりつつあるのです。
動画でも「春花園 BONSAI美術館」の創設者・盆栽作家の小林國雄さんがインタビューで「外国の方は盆栽をアート(芸術品)として捉えている」と語ります。
「春花園 BONSAI美術館」に展示されている盆栽はテレビやインターネットでも紹介され、今では「春花園 BONSAI美術館」を訪れる観光やビジネスツアーまで主催される熱狂ぶりです。
「春花園 BONSAI美術館」には樹齢1000年を超える盆栽や1億円を超える値段が付けられている名作もあり、盆栽の道を志すお弟子さんには春花園の高い盆栽技術に魅せられた外国人も多数在籍しています。
「春花園 BONSAI美術館」のお弟子さんの姿は動画の1:02よりご覧になれ、そこには外国人の方の姿も。
「春花園 BONSAI美術館」の創設者小林國雄氏のプロフィール
春花園を創設した盆栽作家小林國雄さんのプロフィールについて紹介します。
・日本盆栽作風展…内閣総理大臣賞4回受賞、文部大臣賞2回受賞など合計13の賞を受賞
・皐樹展…皐樹展大賞5回受賞
・国際芸術文化賞受賞
・江戸川区より文化奨励賞と文化功労賞を受賞
など数々の賞を受賞し、ヨーロッパ、アメリカ大陸、東アジア、東南アジアを中心に精力的な海外講演や盆栽造りが体験できる盆栽教室を精力的に主宰しています。
また「盆栽芸術-天-」、「盆栽芸術-地-」、「BONSAI」等の書籍も手がける文筆家という顔も併せ持っています。
「春花園 BONSAI美術館」の施設案内
写真:盆栽
春花園BONSAI美術館は2002年4月3日に東京都江戸川区新堀にオープンした国内初の盆栽美術館です。
都会の中にひっそりと佇む隠れ家的な美術館で、ぱっと見は今風のモダンな美術館とは一線を画した、日本家屋と日本庭園という造りです。
広大な園内には常時約1000鉢の盆栽が展示されていて、貴重な作品を直近で見学することができます。
「春花園 BONSAI美術館」紹介まとめ
写真:盆栽の画像
今では日本よりも海外で熱狂的なファンを増やし続けている盆栽ですが、やはり海外の盆栽マニアの間でも日本は聖地と言われ、毎年多くのファンが盆栽を鑑賞または購入するために訪れています。
しかし、日本には盆栽専門の公的な美術館が存在しませんでした。
そんな中10億円を超える私財を投入し、自費で「春花園 BONSAI美術館」を作ったのが盆栽作家の小林國雄氏です。
「春花園 BONSAI美術館」の展示方法は柵やアクリルケースなどの遮蔽物がなく作品を間近で見ることができるオープン展示で、販売や盆栽教室も行われています。
盆栽は常緑樹をメインとした作品が多く、季節を問わず楽しめますのでぜひ一度あなたも春花園で日本が誇る美の芸術を楽しんでみてはいかがでしょうか?
◆春花園 BONSAI美術館 施設概要紹介◆
【住所】東京都江戸川区新堀1-29-16
【交通アクセス】JR東日本小岩駅から京成バス76系統にのり「京葉口」で下車
【営業時間】10:00~17:00
【休館日】月曜日(祝祭日の場合は開館致します。)
【入館料】一般:800円(税込)
【駐車場】あり
【電話番号】03-3670-8622
【公式ホームページ】春花園webサイト
http://www.kunio-kobayashi.com/
【トリップアドバイザー】春花園 BONSAI 美術館
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066445-d4294281-Reviews-Shunkaen_BONSAI_Museum-Edogawa_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html
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