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日本食の輸出や貿易に関する動画をご紹介!

今回はテレ東ニュースの「日本食に海外バイヤー殺到」という動画を紹介する。

2013年に和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいが、近年では世界的に日本食ブームが起き、日本の食材や食文化に注目が集まっている。
日本食の販路拡大にはどのような戦略が有効とされるのか、さっそく動画をチェックしながら探っていこう。

動画で紹介されている「日本の食品輸出EXPO」の概要

幕張メッセ「日本の食品輸出EXPO」の画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の0:24で外国人輸入商が行列を作るのは、幕張メッセで開催された日本食の展示会だ。
海外バイヤーはこの「日本の食品輸出EXPO」に商談のために訪れている。
「日本の食品輸出EXPO」には日本の企業700社が出展し、海外から80の国と地域から4,000人のバイヤーが来場した。

動画の0:58から中国人バイヤーが語るように日本の食品は加工技術が高く、さらに安全なので海外で人気が高いという。
海外に製造拠点を設けるのももちろん1つの有効な販路となる。

しかし、日本の原料を使って日本で製造された加工食品や水産物を直接輸出するという選択肢もある。
「あくまで日本の味にこだわる」という意識のもとに国産の食品を販売するのが、日本食の販路拡大を目指すバイヤーや企業担当者の狙いだ。

日本食の輸出や貿易にはどのような需要がある?

日本食を試食する海外バイヤーの画像
画像引用 :YouTube screenshot

食パンやカレー、日本茶やお菓子を販売する国内企業やブランドでは、海外向けの商品を生産するなどのPR方法で販路拡大を狙っている。
企業内に輸出専門部署を立ち上げる商社や企業も増えているのだという。

年間3000万人以上というインバウンド需要を見越して海外向けの商品を開発することで、帰国後需要を取り込もうとしているのだ。
こういった動きにより、日本の食品の輸出量や輸出額が高まることが期待されている。
農林水産省も現在、日本を訪れた外国人が日本食を再体験できるよう環境整備を図り、輸出拡大につなげるプロジェクトを進行させている。

敷島製パンの画像
画像引用 :YouTube screenshot

動画の1:12から紹介されているパンメーカー大手の敷島製パンは輸出用の製品も日本とよく似たパッケージで日本製ということをアピールしている。
日本の工場で焼いたパンを急速冷凍して品質を保った状態で輸出しているのだ。

動画の2:46から紹介されているエスビー食品も外国人の帰国後需要を狙い、日本での主力ブランド商品を約80ヵ国に輸出している。
日本向けと同じ味と品質にこだわっている。

日本食の輸出に関する動画まとめ

和食の画像
写真:和食

日本食ブームを受け、国内や海外には多くの日本食レストランが誕生している。

また、日本ならではの食材や高級食材を「爆買い」する富裕層も多いという。
インバウンドの帰国後需要を見越し、日本の食品ブランドにはグローバルな視点が求められる。
日本食のブームは当面続くと考えられることから、食品関連企業が今後どのような戦略を打ち出していくのかが注目されている。

この記事を書いた人
最終更新日 : 2022年4月6日
日本
坂崎 なお(Nao Sakazaki)
日本の文化や伝統に興味津々!ステキな風景を紹介していきます!

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空前の日本食ブームで、食品の輸出量や輸出額が大幅増加する可能性も!インバウンドの帰国後需要を見越した日本食輸出の販路拡大ってどういう取り組み?
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