日本最古級の日本刀を紹介するニュース動画をチェックしよう!
こちらの「春日大社 日本最古級の日本刀見つかる」は、奈良テレビチャンネルのニュース動画。
この動画によると、奈良の春日大社の宝庫に収められていた刃渡り約82cmの太刀が、日本最古級の日本刀であることが判明したのだそうです。
調査の結果、この日本刀は伯耆国(現在の鳥取県)で作られた「古伯耆物」の中でも最も古い「安綱」の作品である可能性も出てきました。
この記事ではニュース動画に沿って、この日本刀について紹介します。
動画で紹介されている、奈良の春日大社で見つかった日本刀・黒漆山金作太刀とは?
奈良の春日大社の宝庫に収蔵されている日本刀は、平安時代末期の「黒漆山金作太刀(くろうるしやまがねづくりたち)」です。
もともと昭和14年の宝庫の解体修理で見つかり、国の重要美術品に指定されていました。
「黒漆山金作太刀」は動画の0:13よりご覧になれます。
奈良春日大社で20年に1度行なわれる式年造替の際に、この日本刀の刀身のサビを落とすなどの修理したところ、12世紀中~後半頃の最古級の日本刀であることが分かりました。
古代の日本刀に反りはありませんでしたが、今回見つかった刀剣には反りがあることから時代が判明したのだといいます。
今回の太刀は柄に近い部分に反りがあり、先端は直線的な古い時代の様式を残していました。
刀身はこのように作られた当時の様子を残し、外装は14世紀の特徴があり、もともと武家の「伝家の宝刀」であった太刀が、時代を超えて奉納されたのではと春日大社は考えています。
外装の様子は動画の1:17よりご覧になれます。
日本最古級の日本刀が見つかった奈良の春日大社とはどんな観光名所?
写真:奈良・春日大社の中門と大杉
奈良春日大社は768年に創設された歴史ある神社で、全国約1,000社の春日神社の総本社として知られます。
縁結びや開運招福のご利益がある春日信仰の聖地にぜひお参りし、御朱印やお守りを授かりましょう。
藤や紅葉の見頃に訪れたり、菖蒲祭や万灯篭、春日若宮おん祭(わかみやおんまつり)のイベント時に観光したりするのもおすすめです。
多くの方が、お宮参りやご祈祷、七五三でも利用しています。
周辺にはランチや食べ歩きを楽しめるスポットもありますよ。
奈良春日大社で見つかった名刀の紹介動画まとめ
動画で紹介されているように、奈良春日大社では2018年に名刀が見つかり、注目を集めました。
だ太鼓などを所蔵する奈良春日大社国宝殿ではこの名刀のほか薄緑丸(膝丸)や鬼切丸(髭丸)といった名品が期間限定で展示され、注目を集めました。
奈良春日大社は、国内外の観光客から人気を集める名所です。
イベント時は参拝できないこともあるので、あらかじめ公式ホームページで情報をチェックしてから訪れるのがおすすめです。
◆奈良春日大社 概要情報紹介◆
【住所】奈良県奈良市春日野町160
【開門時間】3月~10月 6:30~17:30、11月~2月 7:00~17:00
【拝観料】無料(国宝殿は大人500円、大学・高校生300円、中学・小学生200円)
【交通アクセス】JR・近鉄奈良駅より奈良交通バスで約10分「春日大社本殿」下車徒歩10分。
【駐車場】あり(1回1000円)
【電話番号】0742-22-7788
【公式ホームページ】世界遺産 春日大社 公式ホームページ
http://www.kasugataisha.or.jp/
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