沖縄の屋台で食べられるヤシガニとは?
こちらは、「Travel Thirsty」が公開した沖縄の屋台で食べられている一風変わったヤシガニ料理の紹介動画「日本の屋台の食べ物 - 巨大なヤシガニ 沖縄」です。
ヤシガニとは、沖縄県に生息している巨大な甲殻類。
沖縄の一部地域では古くから、珍味としてヤシガニを食べてきた歴史があります。
沖縄の人気観光地である沖縄県那覇市の国際通り屋台村では、巨大なヤシガニ料理をいただくことができます。
「沖縄のゲテモノ名物」と呼ばれることもあるヤシガニですが、ぷりぷりとした食感や素材の出汁の味を感じられることから「食べると意外とおいしい!」という観光客も多いのです。
ヤシガニはどのように調理されるの?
写真:ヤシガニの料理
沖縄の屋台では、ヤシガニ料理を数千円といった値段で食べることができます。
ヤシガニ料理は、一般的なカニの調理法とほとんど同じ作り方です。
屋台では、動画の8:09からご覧になれるようにヤシガニをまるごと蒸してから殻を外し、ソースや出汁といった調味料をつけて食べることがほとんどです。
ヤシガニの殻は硬く、捌くのにも一苦労です。
沖縄のヤシガニってどんな生物?
写真:ヤシガニ
ヤシガニは一見カニのように見えますが、実際はヤドカリの仲間です。
漢字では「椰子蟹」と書きます。
その生息地は沖縄県の宮古島や石垣島、西表島などで、大きいもので体長40cm以上、重さ4kg以上になるものもあるのだとか。
ヤシガニは甲殻類最強といわれ、大きなハサミで挟む力は体重の約90倍、ライオンが噛む力ほどにもなります。
ヤシガニを捕獲するときには怪我をしないよう十分に注意しなければなりません。
屋台でヤシガニを食べるときの注意点
写真:ヤシガニの料理
ヤシガニは雑食で魚の死骸や腐ったものなども食べてしまうため、体内に病原菌が蓄積されることがあります。
こういったヤシガニの個体を調理して食べると、食中毒を起こすことがあるので気をつけましょう。
ヤシガニは絶滅危惧種に指定されていることもあり、現在ではあまり食べられることはない貴重な食材となっています。
屋台のヤシガニ料理紹介まとめ
写真:ヤシガニの料理
巨大な甲殻類として知られるヤシガニを食べる沖縄の文化はとてもダイナミックなものです。
沖縄の屋台には、動画の4:40から調理工程がご覧になれるちゃんぷるや、ラフテー、ミミガーや海ぶどうなどたくさんの名物グルメがあります。
沖縄旅行をする際には、動画でご紹介した屋台のヤシガニにもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
◆沖縄国際通り屋台村 施設概要紹介◆
【住所】沖縄県那覇市牧志3丁目11番
【交通アクセス】ゆいレール「牧志駅」から徒歩4分
【営業時間】屋台内の店舗により異なります。
【定休日】屋台内の店舗により異なります。
【駐車場】無し
【公式ホームページ】国際通り屋台村
https://www.okinawa-yatai.jp/
【トリップアドバイザー】国際通り屋台村
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298224-d11848458-Reviews-Kokusaidori_Yataimura-Naha_Okinawa_Prefecture.html
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