キャンプには必須のタープ
コロナ禍の日本では、家族単位で楽しめるレジャーとして「キャンプ」が注目され、道具を揃えてキャンプを始める人も増加しています。テントも大切ですが、眠る以外のほとんどの時間はタープの下で過ごします。今回は、キャンプ上級者がタープの張り方を詳しく紹介している動画をピックアップしました。
動画紹介
写真:タープ
こちらは「チキューギ.」さん制作『【決定版】完璧なタープを張るテクニックとコツを余すことなく大紹介!これで張れない訳がない!』の動画です。タープの張り方をわかりやすく丁寧に解説されています。
「チキューギ.」さんは、この動画の他にも様々なタープ設営動画を公開されていますが、本編は集大成の動画とのこと。この動画さえ見ればたとえソロキャンプでも、失敗なく必ずきれいに張れる!という方法を紹介しています。
これからキャンプやレジャーでタープを張る予定がある方は、お出かけ前にこの動画で張り方をチェックしましょう!
タープとは
写真:タープ
タープとは、アウトドアで日差しや雨を防ぐ床のない広い布状の屋根を指します。
素材はさまざまですが、重いポリコットンタイプか、軽いポリエステルタイプが一般的。
タープには種類があり、
・2本のポールで立てる布の形状が六角形のヘキサタープ
・布の形状が長方形で大人数やファミリー向けのスクエアタープ・レクタタープ
・布形状がほぼ正方形のウィングタープ
・自立式で設営しやすいワンタッチタープ
・メッシュパネルが特徴のスクリーンタープ
などがあります。
タープの大きさは2m程度から6m以上と幅広く、使用する人数やシチュエーションにあわせてタイプや大きさを選択します。
ポール2本のヘキサタープの張り方
写真:ペグを打つ女性
動画では2ポールタープのヘキサタープの張り方を解説しています。ですが、基本的な2ポールタープのタープやレクタタープやスクエアタープにも使える方法なのでぜひご覧ください。
まず、半分に折り広げたタープを太陽の向きを考えて設営位置に置き、タープのはと目の位置に目印ペグを打ちます。
布を折ったラインから真っすぐ一直線に続くようにポールを置き、ポールのエンドに目印ペグを打ちます。
【動画】1:43~ タープを広げる
【動画】3:03~ ポールの配置
【動画】3:32~ 目印ペグ
次に、ポールエンドの目印ペグから直角なるようにポールを移動して、ポールの2/3の位置にメインロープ用にペグダウンすれば、メインロープはメインポールに対して角度30度になります。この方法で、角度だけでなくポールからの距離も決まり風に強いタープが張れます。
タープにポールを通しメインロープをかけます。余裕を持たせてメインロープをペグにつなげてから、ポールを立ててメインロープを張ります。あとは4カ所にサブロープを結び、左右に揺らしてピンと強く張ります。
サブロープの結び方も丁寧に解説されています。4カ所のサブロープで、カルミークノット、もやい結び、引き解け結び、ひばり結びの結び方も解説しています。
【動画】15:37~ サブロープの結び方
タープのたるみをなくすコツ
張った後にタープがゆるんでいて、もう少し強く張りたいときのコツをご紹介します。
目印のペグの位置に立てているポールを、少し中(内側)に移動させ斜めの状態にします。もう片方も同じように少し中(内側)にポールを移動させます。
それから、外側のロープを張ることでシワがなくなり、ピンと美しく張ったタープが出来上がります。
【動画】22:15~ 更に強く張るテクニック
ポリコットンなどの重いタープは張り方やギア選びも大切
写真:キャンプでのテント固定用のスティールペグ
ポリエステルであれば、ここで紹介されたやり方でなくてもできますが、ポリコットンやコットン素材のタープは重いため、角度や位置などがあまいと風などの影響も受けやすくなります。また、重さがあるためギア選びも大切なポイント。ロープは5mm以上、ペグもできれば3cm以上の頑丈なものがおすすめだそうです。
雨や風のある日も安心!タープの張り方動画まとめ
『【決定版】完璧なタープを張るテクニックとコツを余すことなく大紹介!これで張れない訳がない!』は、コツをおりまぜながらわかりやすくタープの張り方を解説しています。
この動画を見れば、初心者でも失敗なくタープを美しく張ることができるでしょう。きちんとタープを張れると、雨や風があるときにも安心ですね。
これからタープを張る初心者の方や、張ったことはあるけどもなかなか思うようにできないという方も、キャンプ上級者のコツが詰め込まれたこの動画をぜひ参考にしてみてくださいね。
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