お箸の使い方の動画紹介
今回は、『Hannari Japan - 鈴木聖奈のはんなりジャパン』さん制作の『Bad chopstick manners - How to Use Chopsticks | Ohashi (お箸)』という動画を紹介します。
日本のお箸の文化
写真:夫婦箸
日本では箸が千年以上前から使われている食器・道具です。そして、三度の食事でも使われています。さらに、食事だけではなくて、料理や儀式などにも使われます。日本では、他の人が使わない自分だけのお箸を使って食べるという文化もあります。
お箸の正しい持ち方・使い方の4つのステップ
写真:正しいお箸の持ち方
1.お箸を使う手をリラックスしてください。 1本目のお箸を人差し指と親指の間に置いて、細い方を薬指の上に乗せます。
2.2本目のお箸も人差し指と親指の間に置きますが、このお箸は細い方を中指の上に乗せます。
3.親指、人差し指、中指の3本の指を使って、2本目のお箸を強く持ちます。
4.1本目のお箸は、動かしません。2本目のお箸は人差し指と中指を使って動かして食べ物を取ります。
【動画】0:30~ お箸の正しい持ち方
麺類のお箸での食べ方
写真:天ぷらそば
お箸を上手に使えるまでには時間がかかるかもしれません。特に麺類をお箸で食べるのは難しいでしょう。でも、練習あるのみです。ラーメンなどの麺類を食べるときは、麺をしっかりと掴まないと落ちてしまいます。3本の指で2本目のお箸をしっかりと持って、麺を挟むように掴むことが大切です。そして、麺を口に運ぶときはお箸を横にすると運びやすくなります。
左手でお箸を使うのはマナー違反?
「左手にお箸を持って食べるのはマナー違反?」と思う人は多いかもしれません。昔の日本では、食事の違反だったかもしれませんが、今では日本でも左手でお箸を持つ人は多くいます。ですので、「私は左利きだけど、日本に行きたい」と思う人は安心してください。上のお箸の持ち方・使い方を練習すれば大丈夫です。そして、左利きでも問題ありません。
日本でのお箸のマナー
写真:お箸の間違った持ち方
動画で紹介されているように日本には、様々なお箸のマナーがあります。ここでは、お箸を使うときにやってはいけないことを紹介します。
1.握り箸:2本のお箸を握って食べること
【動画】1:24~ 握り箸
2.ねぶり箸:食べるとき、お箸に付いた食べ物を取るために、お箸の先をなめること
【動画】1:30~ ねぶり箸
3.迷い箸:食べるとき、何を食べるかを迷って、あれこれの食べ物に箸を向けること
【動画】1:37~ 迷い箸
4.刺し箸:お箸を食べ物に刺さすこと
【動画】1:46~ 刺し箸
上が日本のお箸のマナーの全てではありませんが、お箸を使うときに気をつけたいポイントです。
お箸の種類と値段
日本にも様々なお箸があります。以下に、そのいくつかを紹介します。
1. 割り箸:食べるときに半分に割って使って、食べ終わったら捨てるお箸
2. 塗り箸:漆が塗られたお箸
3. 菜箸:料理に使う長いお箸。料理のとき、手を火傷しないように、30~35センチの長さがあります。
4. 祝箸:お正月や結婚式などの祝いの食事に使うお箸
5. 利休箸:茶道に使われるお箸
6. 夫婦箸:結婚などのお祝いで夫婦にあげるお箸
このお箸は様々な素材で作られますが、よく木で作られます。レストランでは、割り箸の代わりに洗えるプラスチックのお箸もありますが、日本では金属で作られたお箸は少ないです。お箸の値段は素材や種類によって変わります。割り箸はとても安くて、無料の場合もあります。しかし、夫婦箸は特別なお祝いに使いますので、3,000円から10,000円ぐらいかかります。
自分に合うお箸を選びましょう!
写真:お箸
上に書いてあるように、お箸には様々な種類があります。しかし、自分にはどのお箸が一番合あっているのかわからない人もいるでしょう。
お箸を持つのが慣れていなくて、正しく持てるようになりたい人や、悪い習慣を直したい人は、トレーニング箸がおすすめです。トレーニング箸は、初めてお箸を使う人や子供に便利なお箸です。持つだけで正しく持てるような工夫がされています。
麺類などの特定の食べ物を摘むのが難しいと感じる人には、滑り止めが付いたお箸がおすすめです。このお箸は、食べ物が落ちないように、先端に滑り止めが付いています。
もっと安いお箸をお探しているなら、日本の百均(100円ショップ)はいかがでしょう。「ダイソー」などの百均ショップでは、様々な種類のお箸が売られています。無地の木で作られたお箸や、洗えるデザイン付のプラスチックのお箸、かっこいいデザインからかわいいデザインまで、様々なお箸があります。
またお箸のほか、百均ショップでは、お箸のアクセサリーも売られています。
お箸のアクセサリーといえば、箸ケースと箸置きが人気です。箸ケースは自分のお箸を入れて持ち運べるので、お弁当と一緒に使うと便利です。箸置きは、食べているときに一時的にお箸を置くためのものです。お箸の口をつけた側を乗せます。食べ物にお箸を刺したままにするのはマナー違反なので、気を付けてください。
お箸の正しい使い方とお箸のマナーのまとめ
まずは、お箸の正しい持ち方と使い方を繰り返し練習してみてください。すぐに上手に使えるようになります!そして、お箸のルールやマナーを勉強すれば、日本に行くときにも安心できます。
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