神君出生の地である岡崎城を紹介
今回ご紹介する動画は「バーチャル刀剣博物館「刀剣ワールド」」が公開した愛知県岡崎市にある岡崎公園内の岡崎城を紹介する動画『【刀剣ワールド】「岡崎城」刀剣・甲冑に会える城|刀剣・甲冑展示の城郭 YouTube動画』です。
岡崎城は、徳川家康誕生の城として知られ、桶狭間の戦いの後に三河(現在の愛知県)に戻った徳川家康が天下統一の拠点にしたことで有名です。
この岡崎城は「神君出生の地」として神格化され、岡崎城主となった大名はその誇りをもって務めていたそうです。
動画の1:33からご覧になれるように岡崎城址内には、岡崎城ゆかりの刀剣や甲冑などの様々な資料を展示しています。
中でも室町時代を代表する「銘 兼元」の山のように連続する3本杉の刃文は動画の1:51から見ることができます。
また、動画の2:09からご覧になれる岡崎公園内の「三河武士のやかた家康館」では、徳川家の祖先である松平氏の始まりから、徳川家康が天下統一するまでの歴史などを丁寧に解説しています。
全身金箔の金陀美具足も展示されています。
動画で紹介されている岡崎城とは
写真:岡崎城
岡崎城とは、三河国岡崎藩(現在の愛知県岡崎市康生町)にあった日本の城です。
別名「龍城」と呼ばれ、戦国時代から安土桃山時代に松平家が所有していました。
岡崎城の歴史は龍頭山の砦として三河国仁木氏の守護代末裔西郷稠頼とその子西郷頼嗣が北側の防御のために築城したものとされています。
当時は「龍燈山城」と呼ばれました。
その後、1542年(天文11年)に岡崎城内で誕生しました。
そのため、「徳川家康公生誕の地」と呼ばれています。
江戸時代には「岡竒城」と記されました。
明治維新後は、岡崎城の城郭の大部分が取り壊されましたが、1959年には天守閣が3層5階建てに復興され、2006年には日本100名城に選定されました。
岡崎城への交通アクセスは名鉄東岡崎駅や岡崎公園駅から徒歩もしくは、路線バスで岡崎公園前バス停などから訪れることができます。
岡崎城と大樹寺を結ぶビスタライン
写真:徳川家康像と大樹寺
岡崎城の周辺にある大樹寺はかつて桶狭間の戦いに破れた徳川家康公が逃げ帰り自害を試みたときに思いとどまらせた住職がいたとされる場所です。
この大樹寺と岡崎城を結ぶ約3キロメートルの直線はビスタラインと呼ばれ、歴史スポット、歴史眺望として370年もの間、景観を守られてきました。
現代においてはこのビスタラインをレーザー光線で描く「光ビスタライン」というイベントも開催されています。
岡崎城周辺施設も賑やか
写真:桜越しの春の岡崎城
岡崎城のある岡崎公園は日本さくら名所100選にも選ばれた桜の名所です。
岡崎公園の名物には八丁味噌を使った田楽料理をたべられる「八千代本店」があります。
この八千代本店は創業120年を超える老舗の和食店です。
八千代本店の伝統技術で焼き上げる「木の芽田楽」がここでしか味わえない秀逸な一品として有名です。
また、城下町でも八丁村と呼ばれた地域がありまるや八丁味噌やカクキュー八丁味噌といった伝統のお店も並ぶので、グルメやランチをお楽しみください。
その他周辺には六所神社や滝山東照宮、伊勢八幡宮などの寺社があるので、岡崎城の御城印とともに御朱印集めをしている人にもおすすめです。
神聖な場所とされてきた岡崎城を見てみよう!
写真:岡崎城
徳川家康公ゆかりの土地として有名な岡崎城とその歴史ある展示物などを動画を通じてご覧になることができます。
戦国時代の人気武将・徳川家康に縁のある岡崎城は一度は訪れたい歴史スポットです。
気になった方は是非、愛知県岡崎市に足を運んでみてください!
◆岡崎城 施設概要紹介◆
【住所】〒444-0052 愛知県岡崎市康生町561-1
【交通アクセス】名鉄「東岡崎駅」より徒歩15分
【入館料金】大人200円
【営業時間】9:00~17:00
【休館日】年末(12月29日~12月31日)
【駐車場】有料駐車場あり
【電話番号】0564-22-2122
【公式ホームページ】岡崎城トップページ|岡崎城(天守閣)|特集|岡崎公園|岡崎おでかけナビ - 岡崎市観光協会公式サイト
https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/feature/okazakijo/top
【トリップアドバイザー】岡崎城
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g788304-d1309910-Reviews-Okazaki_Castle-Okazaki_Aichi_Prefecture_Tokai_Chubu.html
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