北海道に飛来する「オジロワシ」の情報動画をご紹介!
この記事でご紹介する「White-tailed eagle Akan Japanese Crane Center」という動画では、北海道釧路市にある阿寒湖周辺に生息するオジロワシの様子がまとめられています。
動画で紹介されているように、オジロワシが白く輝く尾羽を広げて悠々と空を旋回する姿はとても優雅。
オオワシとともに「世界最大級の大きさを誇るワシ」として知られるオジロワシ、その生態や魅力を探っていきましょう。
動画では阿寒国際ツルセンターでオジロワシが魚を獲るシーンも紹介されています。
動画で紹介されているオジロワシとは?
写真:オジロワシの横顔
オジロワシ(尾白鷲)は、タカ目タカ科オジロワシ属に分類される鳥類の仲間で、日本では北海道の北東部で観測できます。
オジロワシは国の天然記念物に指定されており、また現在では国内希少野生動植物種にも数えられ、絶滅危惧種として環境省のレッドリストに掲載されています。
オジロワシは全長70~98cmほど、翼開張180~240cmほどで、体重は3~7kg程度。
羽根が白く、「キャキャ」と少しくぐもった鳴き声で鳴くのが特徴です。
幼鳥は全身が褐色の羽毛で覆われており、白い斑紋がありますが、成長とともに斑紋は消えてきます。
食性は動物食で、平均寿命は20年程度と考えられています。
動画で紹介されている、北海道の「オジロワシ」の魅力をご紹介!
写真:オジロワシ
北海道で越冬するオジロワシの個体数は約1,700羽。
動画で紹介されている阿寒周辺だけでなく、札幌市内でもオジロワシが生活する姿を見ることができます。
また、まれに本州北部から中部、九州地方に飛来することもあるのだそうです。
動画で紹介されている「阿寒国際ツルセンターグルス」は、動画の0:44より映されている丹頂鶴(タンチョウヅル)をはじめ、さまざまな野鳥の情報を発信する施設なので、ぜひ訪れてみたいですね。
また、航空自衛隊のファントムと呼ばれる航空機の垂直尾翼にオジロワシが描かれていたことも、航空ファンの中ではよく知られています。
動画ではタンチョウヅルの頭上を、ぐるぐると飛ぶオジロワシでしたが、実は獲物を狙っており、動画の2:00より一気に下降し獲物を狙います。
ここからがこの動画の一番の見所!
今までカメラが追っていたオジロワシの脇に1羽のオジロワシが現れ、一瞬の間に獲物の魚を足で掴み飛び立っていきました。
こちらは動画の2:25よりスロー映像でご覧になれます。
北海道の「オジロワシ」を紹介する動画まとめ
写真:オオワシとオジロワシ
今回は北海道で出会える魅力的な鳥、オジロワシをご紹介しました。
動画で紹介されている美しいオジロワシに会いたい方は、主な生息地である北海道でバードウォッチングを楽しむ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
オジロワシ目的の北海道旅行をするのなら、根室のカフェが作る「オジロワシカラメルクッキー」をお土産として購入するのもおすすめです。
◆阿寒国際ツルセンター 概要情報紹介◆
【住所】〒085-0245 北海道釧路市阿寒町上阿寒40
【交通アクセス】釧路空港からバスで25分
【入園料金】大人(高校生以上)480円、小中学生250円(※2019年12月時点)
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】無し
【駐車場】あり
【電話番号】0154-66-4011
【公式ホームページ】阿寒国際ツルセンター - Wix.com
https://aiccgrus.wixsite.com/aiccgrus
コメント