熊本城修復のドローン撮影動画をご紹介!
こちらは「時事通信映像センター」が2020年に公開した、修復中の熊本城の映像「熊本地震から4年 修復作業続く熊本城をドローン撮影」です。
熊本県の有名観光地である熊本城は2016年(平成28年)4月14日に発生した熊本地震で被災し、現在施設の修復工事が続けられています。
2020年までに天守閣のうち大天守の外観修復が終わり、2021年の修復完了に向けて大天守内装や小天守の修復工事が続けられています。
修復工事期間の城内には、動画の1:05で紹介されているような特別見学通路が設置されており、修理中の今しか見られない景色を見学できます。
動画で紹介されている熊本城にはどんな歴史や特徴がある?
写真:熊本城
肥後国飽田郡熊本(現在の熊本県熊本市中央区)に位置する熊本城は、安土桃山時代から江戸時代にかけて築かれたという平山城で、別名・銀杏城とも呼ばれます。
加藤清正が改築したのち、幕末までは熊本藩細川家の居城となりました。
明治期に西南戦争の戦場として、また学校としても使用されました。
城跡は「熊本城跡」として国の特別史跡に指定されるほか、西南戦争の戦火を免れた櫓や城門は国の重要文化財に指定されています。
動画で紹介されている熊本城の修復状況は?
写真:熊本城の復旧の様子
2016年の震災で石垣石や屋根瓦、鯱が落下し長塀や天守・櫓が倒壊するなど、熊本城は甚大な被害を受けました。
しかし、かろうじて一筋の石垣で支えられているその姿は「奇跡の一本石垣」と呼ばれ、被災した人々を勇気づけたのです。
熊本城の総修復費用には約354億円を要するとされています。
熊本城では修復費用を1万円以上寄付すると「城主手形」と「城主証」が発行されデジタル芳名板に名前が載る復興城主制度を立ち上げ、2019年までに寄付が20億円を突破しました。
2018年に策定された熊本城復旧基本計画には「復興のシンボル『天守閣』の早期復旧」「100年先を見据えた復元の礎づくり」が盛り込まれました。
動画で紹介されている熊本城周辺の見どころ
写真:熊本城と桜
熊本城では無料ガイドの「おもてなし武将隊」が人気を集めます。
春には桜、秋には紅葉のインスタ映えする風景が楽しめるのも熊本城の魅力です。
冬には熊本城周辺コースを走るマラソン「熊本城マラソン」も開催され盛り上がります。
加藤清正を祀る加藤神社や、「熊本城ミュージアムわくわく座」2階のものがたり御殿も必見です。
熊本城復興の紹介動画まとめ
写真:熊本城・本丸御殿と櫓
400年の歴史をもつ熊本城の修復状況は、国内や海外のお城ファンからの注目を集めています。
工事や特別公開の情報、見取り図は熊本城の公式HPからチェックしてみましょう。
修復経過の確認のため、場内にある桜の馬場城彩苑湧々座のライブカメラを見てみるのもおすすめです。
◆熊本城 施設概要紹介◆
【住所】 熊本県熊本市中央区本丸1-1
【交通アクセス】市電熊本城・市役所前より徒歩10分、JR熊本駅より周遊バスで約30分
【入城料金】大人500円、小中学生200円
【営業時間】3月~11月 8:30~18:00、12月~2月 8:30~17:00
【定休日】12月29日~12月31日
【駐車場】あり
【電話番号】096-223-5011
【公式ホームページ】熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/
【トリップアドバイザー】熊本城
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298213-d324727-Reviews-Kumamoto_Castle-Kumamoto_Kumamoto_Prefecture_Kyushu.html
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