次世代型自動車船のフレキシーを紹介している動画について
「商船三井公式チャンネル / MOL Channel」がした「【迫力満点!ダイジェスト版!!】 次世代型自動車船≪FLEXIE フレキシー≫”MOL Next-generation Car Carrier FLEXIE Series (Digest)”」は、商船三井が開発した次世代の巨大自動車船を紹介している動画です。
最先端の技術を使い、積載効率や推進効率を高め、性能の高い自動車船になっています。
デザインもかっこいいのでまずは動画をチェックしてみましょう!
こちらの記事では、次世代型自動車船のフレキシーについて紹介いたします。
次世代型自動車船のフレキシーとは
動画でご覧になれる次世代型自動車船のフレキシーとは、商船三井が運行する乗用車や建設機械などを運ぶ自動車輸送船です。
動画の0:08より紹介されているように、グローバル市場での展開を目指して2015年に「MOL ACE」という自動車船輸送サービスの世界統一ブランドを制定しました。
この「FLEXIEシリーズ」は、従来にない新しいイノベーションを実現したと高い評価を受けています。
商船三井は、1965年に日本初の自動車運搬船の追浜丸を就航させました。
そこから年代ごとに徐々に進化していき、次世代型自動車船のフレキシーシリーズが完成。
最先端の技術を使い、トラック、トレーラー、など多様化する自動車船の輸送需要に対応しています。
商船三井の過去の自動車運搬船や歴史は動画の0:38よりご覧になれます。
次世代型自動車船のフレキシーは、グッドデザイン賞2018を受賞しました。
輸送業界の受賞は9年ぶりの受賞です。
フレキシーシリーズの全長はなんと199.95m、全幅は32.2m、運送可能の載貨台数は6,800台。
現在の運航隻数は4隻です。
次世代型自動車船のフレキシーの特徴
動画で紹介されている次世代型自動車船フレキシーの特徴は、最新の技術を使って積載効率や推進効率を上げている点です。
床や天井が上下するリフタブルデッキの割合を増やし、さらにデッキが14層に。
また、フレキシーは全体の強度が高いため、船の仕切りであるバルクヘッドを大幅に減らすバルクヘッドレス構造になっています。
これらの構造により、自動車の積載効率が6.25%もアップしました。
自動車が追加するランプウェイ(スロープ)の耐荷重は150トンとなっているのでどのような車種も積載可能です。
車の積載の様子や、これらの最新技術は動画の1:12よりご覧になれます。
また、2:16からご覧になれるように、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を結ぶパナマ共和国のパナマ運河を通過できる最大サイズのパナマックス型の船体を風圧抵抗実験により風圧抵抗を低減したり、最新のプロペラを採用することで、水流を最適化し推進効率を上げています。
CO2排出量は13.7%も抑え、最先端の省エネ技術を使っています。
航海中に太陽光発電システムで発電し、その電力を使用することで停泊中の排気量をゼロにします。
また、動画の3:03からご覧になれるようにARやIoTなどの技術で操舵サポートをし、安全対策も万全。
センサーで不具合を検知し、トラブルが起こる前にメンテナンスを実施しています。
次世代型自動車船のフレキシーの記事のまとめ
「商船三井公式チャンネル / MOL Channel」が制作している、「【迫力満点!ダイジェスト版!!】 次世代型自動車船≪FLEXIE フレキシー≫”MOL Next-generation Car Carrier FLEXIE Series (Digest)”」は、次世代型自動車船のフレキシーを紹介している動画です。
フレキシーは最先端の技術を使った高性能な自動車船。
ARの操舵サポートなど進化した技術を動画で見ることができます。
海運業界に革命を起こす高性能な自動車船が世界の大海原へ!
【公式ホームページ】株式会社 商船三井
https://www.mol.co.jp/index.html
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