秋田県「大曲の花火」動画紹介
今回は、『AQUA Geo Graphic』さん制作の『[4K] 日本三大花火大会 第93回 大曲の花火 2019 大会提供「令和祝祭」 Omagari Fireworks Festival 2019 (shot on BMPCC4K)』という動画を紹介します。
2019年に開催された「大曲の花火(令和祝祭り)」の様子が、10分の動画におさめられています。ナレーションや音楽とともに夜空に広がる迫力ある花火、まずはその美しい映像をぜひご覧ください。
日本三大花火大会のひとつ「大曲の花火」とは
写真:大曲の花火
全国で開催される花火大会は、1000か所以上といわれています。
その中で、日本三大花火大会と称されるのは、茨城県の「土浦全国花火競技大会」、新潟県の「長岡まつり大花火大会」、そして秋田県大仙市大曲で行われる「大曲の花火」です。
「大曲の花火」の正式名称は、「全国花火競技大会」。毎年、8月の最終土曜日に開催されています。
地域の街おこしイベントや、夏の風物詩として行われる花火大会が多いなか、全国の花火師が腕を競い合う競技会形式で行われている「大曲の花火」。
そのため、花火師はこの大会のために情熱とプライドをかけて入念に準備を行います。毎年、大会名物となっている全長500メートルの花火「ワイドスターマイン」は、なんと1年もの歳月をかけて製作するそうです。
「大曲の花火」の歴史や特徴
100年以上の歴史を誇る「大曲の花火」は、1910年に諏訪神社の祭典の余興「奥羽六県煙火共進会」から始まりました。
2000年からは、最も優秀な花火師に「内閣総理大臣賞」が授与されることに。そのほかにも、経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣賞・観光庁長官賞といった賞もあります。
日本一を目指す花火師たちの熱い競演を見ようと、毎年多くの人が観覧に訪れ、第93回大会には、観覧者数約75万人!街はパンク状態になったとか。
また、「大曲の花火」は、夜花火の部だけでなく、昼花火の部があるのも特徴のひとつ。煙竜といわれる、色とりどりの煙を駆使し明るい空に、色鮮やかに描かれる昼花火は、昔から花火通に人気だったようです。
現在、昼花火を見られるのは「大曲の花火」のみ。足を運ばれる方は、少し早めに訪れて昼花火も鑑賞してみてはいかがでしょうか。
「大曲の花火2022」3年ぶりの開催!日時や観覧席は?
過去2年は、新型コロナウイルスの影響で開催されず、今年2022年は3年ぶりの開催となります。
開催日時:2022年8月27日(土)昼花火:17:15~/夜花火:18:50~
観覧席のチケットは、インターネット販売ですが観覧席の改変により、収容人数が前回の6割に。
また、2022年もコロナ禍での開催ということもあり、今年は当日券の販売はないようです。
来年の「大曲の花火」に参加したい場合は、7月上旬から下旬にかけてチケット販売されるようなので、公式ホームページを事前にチェックしておきましょう。
「大曲の花火」の場所やアクセスは?
「大曲の花火」の場所は、秋田県大仙市雄物川河川敷運動公園です。アクセスは、JR大曲駅から徒歩30分。大会当日は、多くの人が予想されるため、会場周辺は、広範囲の交通規制がしかれます。公共交通機関の利用もできないため「徒歩」が基本なのだそう。他県から向かう場合には、昼前には県境を越える方がよいようです。
日本三大花火高い「大曲の花火」まとめ
写真:大曲の花火大会
2019年に開催された「大曲の花火」の様子を撮影した動画はもうご覧いただきましたか?
花火師たちが腕を競い合う「大曲の花火」、日本一の花火をぜひこの目で見てみたい!と思った方は、“気合”を入れて計画しましょう。
観覧席が少なくなったことで競争率も高くなっていくことが予想されます。遠方からツアーや旅行で来られる場合には、ホテルなどの予約も必要ですね。
当日は、とにかく歩くことが基本!と公式サイトにも書かれているので、歩きやすい靴、荷物は最小限がいいかもしれません。
一度「大曲の花火」を観た人は、リピーターになる人が多いのだとか。夏の終わりの思い出に、その感動をぜひ味わってみたいものですね。
【公式ホームページ】全国花火競技大会「大曲の花火」オフィシャルサイト
https://www.oomagari-hanabi.com/
【トリップアドバイザー】大曲の花火大会
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022315-d10019456-Reviews-or10-Omagari_Fireworks-Daisen_Akita_Prefecture_Tohoku.html
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